この記事で、韓国スーパーのリアルな米の値段が分かります!
「日本のお米が高すぎる…」そう感じたことはありませんか?物価高騰が続く今、韓国旅行のついでに「米」を買って帰る日本人観光客が増えているんです。実は筆者も現在韓国在住4年目。今回、近郊のスーパーでお米の価格を調査してみたところ、日本とはまるで別世界のような価格差が広がっていました。
この記事では、韓国のスーパーマーケットで実際に販売されているお米の価格、筆者が普段購入している驚きの価格、そしてなぜ今、日本人観光客が米を買って帰るのか、その背景まで分かりやすく解説します。

読み終わるころには、あなたも韓国でお米を買って帰りたくなるかもしれません。
この記事のポイント:
- 韓国のスーパーで販売されている米の最新価格を紹介
- 在住者が買っている激安米のリアルな価格も公開
- なぜ今、日本人観光客がお米を買って帰るのかを解説
韓国スーパーでのお米の価格は?<2025年4月調査>
まずは、筆者が2025年4月16日に訪れた「ロッテフレッシュマート(ロッテマート系列)」での価格を見てみましょう。
- 京畿道産コシヒカリ(10kg):35,500ウォン(約3,550円)
- 高興産日の出米(10kg):33,500ウォン(約3,350円)
どちらも日本円に換算すると10kgで3,000円台。日本では同じ量で6,000円〜8,000円程度することを考えると、なんと“半額以下”という驚きの価格です。
我が家の米はもっと安い?驚きの在住者価格とは
実は我が家では、“米のサブスク”のような宅配サービスを利用しています。
- 価格:10kgあたり10,000ウォン(約1,000円)
- 配送頻度:月に1回、20kg分まとめて配送(最大で30kgまで注文可能)
なんと、スーパーの価格よりもさらに安く、10kgでわずか1,000円程度。1年前までは10kgで800円程だったのが少し値上がりしました。あまりに安いため、これが普通だと思っていたのですが、日本の価格を聞いて改めて韓国のコメ価格の安さに驚かされました。
日本人観光客が韓国でコメを買う理由
最近、韓国を訪れる日本人観光客の間で「お米を買って帰る」という動きが広まっています。その背景には、日本国内でのコメ価格高騰があります。
例えば、東京都から旅行に来ていた女性は、韓国のスーパーで10kgあたり3,000円台の価格を見て、つい日本にいる家族へ連絡。「お米がないから送ってほしい」と頼まれたものの、スーツケースの空きがなく断念したとのこと。
また、別の観光客は「韓国のコシヒカリ(2kg・1,000円)」を購入。価格の安さに驚き、急遽買い物かごに追加する姿も。
X(旧Twitter)にもリアルな声が
- 「コメが高いから、韓国旅行ついでに買って帰った」
- 「妻が韓国実家帰省ついでにコシヒカリ20kg買ってきた。8000円。日本の半額以下!」
実際、韓国の疾病管理庁によると、2025年3月以降、お米の検疫受付が月に20件ほどに増加。その大半が日本人観光客とのことです。
韓国から日本へ米を持ち帰るには?
韓国で購入したお米を日本へ持ち帰る場合、以下の手順を踏む必要があります。
①韓国の空港で「検疫証」を発行してもらう
空港にある「植物検疫所」で、購入したお米の検査を受け、「検疫証」を発行してもらいます。
②日本の空港で「検疫証」を提示する
日本入国時に、検疫証を提示することで持ち込みが可能になります。
③関税・納付金について
農林水産省によると、個人使用かつ過去1年間で輸入量が100kg以下であれば、申告を行うことで関税・納付金は免除されます。
詳しくはこちらの記事で解説しています:
まとめ:韓国の米、安さは本物だった!
韓国のお米は、日本と比較して圧倒的に安く、品質も申し分ありません。在住者が驚くほどの価格設定で、旅行者にとってはちょっとした“お得なお土産”にもなります。日本での米価格高騰が続く今だからこそ、韓国旅行中にスーパーでお米の価格をチェックしてみてはいかがでしょうか?
そして、購入したお米を日本に持ち帰る際には、検疫・申告を忘れずに行ってくださいね。
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