2025年6月、韓国芸能界を揺るがす“明日花キララ騒動”が新たな展開を見せました。
ボーイズグループ「THE BOYZ」のメンバー、チュ・ハクニョンが、東京・六本木で元AV女優の明日花キララとの私的な飲み会に同席したことをきっかけに、事実上の活動中断状態に。そして、彼の所属事務所であり、彼を長年支えてきた音楽プロデューサーMCモンまでもが「会社業務からの排除」という形で事務所から外され、注目が集まっています。
明日花キララとの“飲み会”がここまでの事態に発展した理由
ことの発端は、2025年5月29日深夜。東京・六本木の居酒屋で、チュ・ハクニョンが元AV女優・明日花キララと一緒に飲酒し、ハグなどの軽いスキンシップを行っていたという報道が韓国メディアを通じて明らかになりました。
その後、韓国の一部メディアでは「売春行為があったのではないか」という疑惑が報じられ、ネット上では一気に炎上。これを受けて、所属事務所「ワンハンドレッドレーベル」は彼の活動を中断することを発表し、同時に「アーティストの私生活に関する管理が不十分だった」と謝罪しました。
しかしジュ・ハクニョン本人はSNSで、「飲み会に同席していたことは事実だが、売春や違法行為は一切していない」と明確に否定しています。
なぜMCモンまで? 背景にある“芸能事務所の責任”
この騒動がさらに注目を集めているのは、チュ・ハクニョンとは直接関係のないMCモンまでもが「業務排除」されたという点です。
MCモンは「ワンハンドレッドレーベル」をピアクグループ会長チャ・ガウォン氏と共同設立し、子会社である「ビッグプラネットメイド」の社内理事、さらにはガールズグループ「バッドヴィラン」のプロデューサーとしても活動していた重鎮的存在です。
しかし、6月13日、事務所は「MCモンは現在会社業務から外された状態にある」と突然発表。理由については「個人的な事情」と説明したのみで、詳細は明らかにされていません。
一部報道では、チュ・ハクニョンの件にMCモンも関与していた可能性や、同様の問題があったのではという憶測も浮上しています。
なぜ明日花キララがここまで注目されるのか?
PayPayが水着に収まりきらないです。
明けましておめでとうございます💚🐍 pic.twitter.com/PHsaqKdXVj
— 明日花キララ🏰🐇 (@asukakiraran) January 14, 2025
今回の件で改めて注目されたのが、「明日花キララ」という存在そのもの。彼女は日本ではセクシー女優・タレント・美容実業家として知られていますが、韓国では“ビジュアル完璧なセレブ”というイメージが先行しています。
明日花キララはSNSでも韓国語で投稿をしており、美容整形やプロデュースした美容グッズも人気。韓国では彼女のような“美しさを努力で手に入れた女性”に憧れる若者が多く、その影響力は日本以上とも言えます。
一方で“過去”を問題視する声も
しかし一部では、「過去にAV出演歴がある女性と接触した」という点を問題視する文化も根強くあります。保守的な価値観が残る韓国社会では、その“イメージ”だけで相手男性の社会的立場まで揺るがされることがあるのです。
日韓で異なる「芸能人の私生活」に対する見方
韓国では、アイドルや芸能人の「私生活」に対して非常に厳しい目が向けられています。今回の件も、明日花キララとの飲み会やスキンシップ自体には違法性がないにもかかわらず、“性的なイメージ”が先行したことで騒動が大きくなりました。
一方、日本では元AV女優との飲み会程度で芸能活動を中断するケースは稀であり、「なぜここまで大事になるのか」と疑問に思う人も多いでしょう。
韓国社会においては、「アイドルは“清廉潔白”であるべき」という文化的圧力が根強く残っており、それに反したと見なされると、たとえ法的問題がなくても“契約解除”や“活動停止”といった厳しい処分が下されるのです。
まとめ:問題の本質は“接触相手”ではなく“イメージ管理”にある
今回のチュ・ハクニョン騒動は、単なる「元AV女優との接触」ではなく、韓国芸能界が抱える“過度なイメージ管理”や“芸能人のプライバシーに対する社会の干渉”を浮き彫りにする出来事と言えるでしょう。
日本では理解しにくい価値観ですが、K-POPという世界的ブランドを維持するためには、イメージの傷一つすら許されないという厳しい現実が存在します。
あなたはどう思いますか?
ただの飲み会で活動を中断しなければならない――。
これは妥当な判断なのでしょうか? それとも、行き過ぎた“清廉神話”が引き起こした過剰反応なのでしょうか?
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