この記事は、筆者が日本へ一時帰国した際、実際に「バイセル」に出張での着物買取を依頼した[体験談]です。
結果から言うと、『合計32万円』という買取額になりました。
この記事で明細も公開していますが、こんなに高額になった理由も、ゆっくり解説していきます。
出張買取に不安を感じている人のお役に立てたら嬉しいです(^^)/
依頼先探し~事前予約申し込み
実家に残っていた祖母の着物を、「もう使わないので処分したい」という母の希望で事は始まりました。
まずは、買取業者を探すことに。
ネットで「埼玉 着物 買取」と検索し、できれば店舗へ持参ではなく家まで来てもらいたかったので、”出張”もやっている業者を探しました。
(今まで買取で、ろくな経験をしてこなかったので、店舗まで持参して、持ち帰るはめになったら嫌だったので。)
すると、どうやら「バイセル」という会社が評判がいいようでした。
そこで、早速ネットに書いてあった問い合わせ電話番号へ電話。
バイセルに電話で「着物を出張で査定して欲しい」と伝えると
①出張査定日時のやりとり
②着物以外に査定して欲しいものがないか聞かれ、おおまかに内容と数量を回答
③当日、身分証(マイナンバーカード)と印鑑を用意してくださいという説明
という主に3つのポイントで、約5分ほどの電話で査定日時を決定することができました。
しかも、幸運なことに私が帰国している期間中(2日後)に予約を取ることができました。
混雑しているときは、1週間以上先じゃないと予約できないこともあるようです。
こんな感じで、まずは電話でカンタンに出張査定の予約をすることができました。
※お急ぎの方は査定は無料なので、早めに連絡することをおすすめします。
出張買取当日の流れ
バイセルの出張査定当日の流れは、おおまかに以下のような流れです。
- 到着前連絡
- 到着、諸説明・案内
- 査定
- 買取依頼品決定
- 買取額決定
- 買取金受け取り
- 引き上げ
それぞれくわしく解説していきます(^^)/
到着前連絡
予約した時間は平日の13時。
15分ほど前に「近くまで来ています。もう少しで到着します。」という電話連絡がありました。
もともと予約した時に「査定に伺う者が、当日事前に連絡致します」と説明がありましたが、この小さな約束を最初にきっちり守ることで、信頼が生まれますよね♪(元営業マンは思うのでした(笑))
到着、諸説明・案内
そしてきっちり13時に査定士の方が到着。
30代後半の誠実そうな人でした。
部屋に案内すると、名刺を出してしっかり挨拶(^^♪
パンフレットも渡され、バイセルの事業内容や当日の流れを説明してくれました。
査定
諸々の説明が終わったところで、査定開始です。
最初にタンスから出す作業も全て丁寧にやってくれました。
着物査定
着物の査定は、所要時間も査定金額も少なく、あっさりでした。
所要時間:30分ほど
査定金額:8,000円
というのも、大島紬などの高級な着物は、すでに親戚間で分け終わっていて、高価じゃない着物や帯、小物類しか残っていなかったんです。
すると、査定額を聞いた80歳の母が悔しくなり、「ちょっと待ってください」と言うと
別の部屋から、鑑定書付きのジュエリー(指輪やネックレス)を20~30点ほど持って来たんです。
これには、同席していた私たち家族は、驚きすぎてポカ~ンと。
予約時に、着物以外で査定したいものがあるかという質問に、「ダイヤなどジュエリー数点」と答えてはいましたが、まさかこれほどたくさん出てくるとは思いませんでした。
ジュエリー査定
ということで、ジュエリーの査定が始まりました。
査定士は、着物のときと違い、商品と鑑定書を撮影し、画像をPCでどこかに送り、数分後に査定金額の連絡が来るという流れで作業が進んでいきました。
査定金額を聞くたびに、母は悔しそうな表情を浮かべ、「じゃこれは?」と次々とジュエリーを出していきました。
(査定例)
母が150万円ほどで購入したダイヤの指輪が、92,800円という悲しい結果になってしまいました。
買取依頼品決定
すべての査定が終わり、金額を見て、母が買取してもらうものを選びました。
着物類:40点ほど
ジュエリー:8点
買取額決定
買取額は、合計で320,000円(税込)となりました。
以下、明細です。
金額の説明の後、「クーリングオフ」の説明も丁寧にしてくれました。
買取金受け取り
査定士の方は、320,000円は手持ちが無いということで、近くのコンビニ?へ下ろしに行き、320,000円きっちり耳を揃えて渡してくれました。
引き上げ
最後に、買取品をまとめ、それ以外の品物をきれいにタンスへ戻すところまでやってくれました。
母は、金額は残念がっていましたが、査定士の方にはとても満足していました。
体験後記<ネガティブポイントとGoodポイント>
今回バイセルの出張着物買取を実際に体験して感じたポイントを以下にまとめました。
ネガティブポイント
●ものすごく時間がかかる
ー品物の数によりますが、今回はジュエリー30点ほどあったので4時間くらいかかりました。自宅に来てもらって本当に良かったと思いました。
●査定額が高いのかどうかは正直分からない
ー2~3社に査定してもらって比較するといいのでしょうが、時間と手間を考えると、さすがにそこまではできないので、評判を聞いて今回のように1社に絞るしかないですよね。
●買取金額5倍キャンペーンをやっていたはずですが、何も説明が無かったような。
ー後で調べたら抽選で当たった人にしか連絡がないそうなので、当たらなかったということだと思います。正直、長い査定に疲れていて、最後キャンペーンの説明があったのかもしれませんが、母も私も覚えていませんでした。それに、本当に当選者が出ているのでしょうか?とやや疑問に思うところです。
Goodポイント
〇品物の出し入れを全部丁寧にやってくれる
ータンスから出す作業から片づけるところまですべて査定士の方がやってくれました。店舗に持参や宅配買取の場合、すべて自分でやらなければいけないので、品数が多い場合、相当大変な作業です。出張買取なら今回のようにタンスの中に入れたまま、自宅で待っていればいいだけなので、出張買取の最大のメリットだと思います。
〇応対がしっかりしていて、知識が豊富
ー専門知識を持った査定士の方が来てくれたので、安心でした。マナーもちゃんとしていたので、高齢者に特に受けがいいと思います。質問にも真摯に答えてくれました。
〇その場で現金で渡される
ー「後で銀行に振り込みます」とかではなく、その場で現金を渡されるのはすごくいいですね。こちらに何も手間がかからないので楽ちんだし、通帳に刻まれた数字を見るだけより、圧倒的に現金を手にした方が嬉しいです。
〇部屋が片付く
ー着物の場合、どこの家でも長い期間タンスを占領しているケースが多いのでは。我が家は、着物用の桐たんすと他にもう一つ着物だけでタンスが埋まっていましたが、この買取ですべて処分できたので、タンス2つとも片づけることができ、部屋がきれいにスッキリしました(^^)/
まとめ
今回、筆者が日本へ一時帰国した際、実際に「バイセル」に出張での着物買取を依頼した[体験談]をご紹介しました。
ひと言で言って、『出張買取が一番楽』です!
店舗へ持参や宅配買取は大変なので、おすすめしません。
あとは、1社業者を見定めて依頼することがポイントです♪
『でも、どこがいいのか分からない』という方は、バイセルに依頼してください。
後で知りましたが、バイセルは「買取業界唯一の上場企業」「4年連続顧客満足度1位」「女性査定士も指名できる」そうです。
(さいごに)
もし使わない着物があるのなら、お金もゲットできて、部屋も片付くというまさに一石二鳥の出張買取を依頼してみてはどうでしょう。
コメント