「海外用のeSIMを誤って日本でオンにしてしまった」ということは、意外と多いミスです。
このような場合は、正しい対処法を知っておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。
この記事では、海外用eSIMを誤って日本でオンにしてしまったときの具体的な対処法を解説します。
アクティベートしていなければ大丈夫
eSIMを誤って日本でオンにしてしまった時でも、まだアクティベート(スマホなどデバイスで有効化)されていなければ、通信料金は発生しないため基本的には心配いりません。
誤ってオンにしてしまったことを気づいたら、すぐに設定を変更しeSIMをオフにすることで、誤って使用してしまうことを防ぐことができます。
ただし、アクティベートが完了してしまった場合は、その時点で利用が開始されてしまいます。
- アクティベート未完了
eSIMがデバイスに追加されただけで、通信ネットワークに接続されていない場合は、通信料は発生しません。 - 通信設定
eSIMをオンにしてしまった後も、通信設定を「オフ」にすれば、データ通信を防止し、通信料の発生を抑えることができます。 - 通信料金の発生
アクティベートが完了してしまい、通信が開始されてしまうと、その時点から料金が発生することになります。そのため、誤って操作し通信が開始された場合は速やかに対処する必要があります。
海外用eSIMを誤って日本でオンにしてしまったときの4つの対処法
海外用eSIMを誤って操作し日本で通信が開始された場合は速やかに対処する必要があります。
その際は、慌てずに以下の対処法を試してみてください。
eSIMをすぐにオフにする
誤って海外用eSIMを日本でオンにしてしまった場合、最も大事なのはすぐにそのeSIMをオフにすることです。
これにより、余計なデータ使用と通信料の発生を防ぐことができます。
したがって、eSIMを誤ってオンにしたことに気付いたら、できるだけ早くオフにすることが重要です。時間が経つほど、余計なデータ使用量と通信料金が発生する可能性が高くなるからです。
以下、操作手順例をiPhoneの画像にて解説します。
1.スマホの「設定」メニューから「モバイル通信」へ進む
2.該当eSIMのモバイルデータ通信を選択する
3.該当のeSIMの「モバイルデータ通信」をオフに切り替える
eSIMの設定方法を確認する
上記では、あるeSIMプロバイダ(eSIM-san)のiOSでの設定手順を紹介しました。
eSIMの設定方法は、iOSやAndroidでも違うように、デバイスごとに異なります。
誤操作を避けるためには、適切な手順を実行することが重要です。
1.取扱説明書:購入したスマホキャリアやデバイスの取扱説明書には、eSIMの設定方法が詳しく記載されています。
■ソフトバンク
■ドコモ
■au
■楽天モバイル
2.eSIMプロバイダの説明ガイド:eSIMプロバイダのウエブサイトにも、設定ガイドなどの詳しい情報が掲載されています。また、購入時にQRコードと合わせて、設定ガイドなどを送付することも多いので、とても役立ちます。
3.サポートセンター:不明な点がある場合、各eSIMプロバイダのサポートセンターに問い合わせしましょう。eSIMプロバイダは、24時間365日メールやLINE対応といったサポート体制が充実した会社が多いので、困ったときは頼ってみましょう。
データ使用量を確認する
eSIMを誤ってオンにしてしまった場合には、気づくまでの間にどのくらいデータを使用したか確認しましょう。
スマホのデータ使用量:スマホには大抵データ使用量を確認できる機能がありますので、そこでどのくらい使用したか確認しましょう。
データ使用量アラート:データ使用量が一定量を超えた場合に通知を受け取る設定を有効にしておくと、誤操作による不本意な請求を避けるのに役立ちます。
料金を確認する
そして最後にeSIMの使用してしまった利用料金を確認することが重要です。そして料金が発生してしまった場合には、適切な対応が必要です。
請求書にて確認:eSIMの利用料金は通常請求書で確認することができます。請求書が届いたら、誤ってオンにしてしまった期間の料金がいくらかかっているか確認しましょう。
問い合わせ:予想以上に請求額が高額になった場合は、eSIMプロバイダへ料金の明細を問い合わせしてみましょう。誤操作による場合、何らかの対応をしてくれる可能性があります。
まとめ
海外用eSIMを誤って日本でオンにしてしまったときの具体的な対処法を解説しました。
- eSIM設定をすぐにオフにする
- 設定方法を確認する
- データ使用量を確認する
- 使用料金を確認する
という手順で適切な対応を取ることで、不要な出費を抑えるように努めましょう。
また、同じミスを繰り返さないために、使用前には必ず設定方法を確認することや海外旅行の度にeSIMプロバイダを変更せずに、同じeSIMを利用し適切な設定方法を把握(慣れる)することも一つの対策として有効ですので、参考にしてください。
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