文在寅(ムン・ジェイン)が大統領を務めた2017年から2022年5月の間は、史上最悪の日韓関係と言われるほど関係が悪化していましたが、ユン大統領に代わってからは急激に関係が改善されてきた感があります。
私は2022年、まだ「NO JAPAN!」と騒がれていた時に韓国に移住しました。
初めの頃は、日本の家族や友人からは、韓国は反日なんでしょ?大丈夫?とよく聞かれたりもしましたが、私が移住した町がソウルからは程遠い(車で約5時間)全羅南道のド田舎のせいもあってか、反日感情はまったく感じることがありませんでした。
ところが、移住後2年目の春に事件が起きたんです!
しかも、その相手が「まさかっ」という人なので、私は言葉を失ってしまいました。
ということで、韓国移住2年目に反日教育を目の当たりにした経験を記録としてここに残したいと思います。
韓国移住2年目に反日教育の実態を知ることに
2022年に韓国へ移住した私は、韓国語を学ぶため地域の多文化センターというところへ週2回通いながら、あとは独学でYoutubeや日本で購入した教材を使い勉強していました。
そして1年経ち、思い描いたようには韓国語が上達していなかった私は、あせる気持ちもあり、多文化センターとは別に語学堂のような機関へ追加で通うことを決めました。
それが、2023年3月のことです。
その頃は、2022年6月に文政権からユン政権に代わり、ニュースで聞く日韓関係はすっかり友好ムードに変わってきていました。
語学堂へ入学
2023年3月、韓国語を早く上達させたい私は、やる気に満ちて新たな語学堂へ入学しました。
ただし、授業は週1回土曜日、あとはオンラインで週1回でしたが、事務局長さんからは、「すごい先生なので1年通えば絶対韓国語が上達します」と言われていました。
授業初日は、まず先生の自己紹介が行われました。62歳で堂々としていて貫禄がある感じでした。
授業中に突然ピアノを引き出して、韓国語を歌で教えたり、冗談を言って緊張している生徒たちを和ませてくれたりととてもいい印象でした。
生徒は、日本人は私一人。あとは、カンボジア人、タイ人、ベトナム人、ミャンマー人、フィリピン人がいてみな女性でしたので、多文化センターでもそうですが、男性は私一人でした。
毎回とてもためになる授業をしてくれるので、1年経ったら上達できる予感がしてワクワクしていました。
と、喜んでいた矢先に事件は起きたんです。
3回目の授業が始まり1時間ほど経ったとき、先生がいつものように雑談も交えながら生徒たちに話しかけていると、おもむろに私を呼び
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ん?」
私は耳を疑いました。
そして、呆然とし何も答えられませんでした。
先生が何を私に言ったか。
「私は日本が嫌いだ!日本人は韓国人を戦争でたくさん殺したから嫌いだ!」
と突然、手の親指で首を切るジェスチャー付きで言われたんです。
私が、何も言えずにいると、隣にいたフィリピン人女性が
「先生、それは昔のことですよね。なぜ今それを言うんですか?」
と助け船を出してくれたので、その話はそこで終わりましたが、その後の授業はまったく覚えていません。
そして、帰宅後妻にすべてを伝え、さすがに先生にあんなことを言われたら、もう通えないと言うと、妻も激怒し、事務局長へすぐ電話を入れました。
事務局長は、本当に申し訳ない、先生はなんでそんなことを言ったんでしょうかね。私から先生に言いますと言ってくれたそうですが。
それから2週間、先生からも事務局長からも連絡は無く。
私は2週間授業を休みました。すると、事件から2週間後の授業の日、夕方先生から妻に連絡がきました。
先生は「私は以前は日本が嫌いだったが、今はそんなことはないと言ったはずだ。」と。
それを聞いた妻はあきれて、「あーそうですか、分かりました。」と電話を切りました。
韓国人の男性は、なかなか素直に謝ったりしませんし、年配で立派なキャリアもあるので、余計に謝罪なんてありえないんでしょうけど、2週間放置し、謝罪ではなく言い訳だったことに、がっかりですし、日本が嫌いだと授業中に言った先生の授業はもう受けれないので、後日退学の手続きを取りました。
移住2年目にして、初めて経験した韓国人の反日感情みたいなものに本当に驚きました。
やはり年配の人の中には日本が嫌いな層が一定割合いるのは事実のようです。
こんなことがありましたが、韓国語を学ぶことは自分の未来を切り開き、日韓の未来をつなぐことにもつながると信じて、これからも韓国語の勉強に励みます。
それでは、また。アンニョン(^^)/
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