NewJeansの生みの親として知られるミン・ヒジンが、HYBEとの対立を経て新たな一歩を踏み出しました。2025年10月、ソウル・江南区に新芸能事務所「ooak Co., Ltd(オーク)」を設立し、再び芸能界に復帰したと報じられています。ADOR退任後、沈黙を続けていたミン・ヒジンの動向がようやく明らかになり、多くのファンや業界関係者が注目しています。
この記事では、ミン・ヒジンの現在の活動、新会社「ooak」の設立背景、そして社名に込められた思いについて詳しく解説します。
- ミン・ヒジンが設立した新会社「ooak」とはどんな事務所か
- HYBEとの訴訟やADORとの関係の現状
- 「ooak」に込めたミン・ヒジンの理念と今後の展望
ミン・ヒジンの現在|新会社「ooak」で再出発
ミン・ヒジンは2025年10月16日付で芸能企画会社「ooak Co., Ltd」を設立しました。登記情報によると、所在地はソウル・江南区新沙洞(シンサドン)近郊で、オフィスビルも建設中と伝えられています。事業内容には以下の項目が含まれており、幅広いエンターテインメント事業を手がける意欲がうかがえます。
- 芸能人のマネジメント代行
- 音楽制作・レコード流通
- コンサート・イベントの企画および制作
- ブランドマネジメント代行
この動きは、ADOR退任後に初めて明らかになった活動であり、ミン・ヒジンが再び音楽業界で主導的な役割を果たすことを示しています。HYBEとの訴訟が継続する中でも、新たなステージに進む強い意志を感じさせます。
HYBEとの対立と訴訟の行方
ミン・ヒジンは2024年以降、HYBEと深刻な対立関係にあります。HYBEはミン・ヒジンに対して「ADORの経営権奪取」や「背任」の疑いで監査を実施しました。一方、ミン・ヒジンは「NewJeansのコンセプトをめぐる盗作問題」が騒動の発端だったと主張しています。
HYBEが「株主間契約解除確認訴訟」を起こすと、ミン・ヒジンもADOR株式に関する「株式売買代金請求訴訟」で応じました。これらの訴訟は2025年6月に弁論が実施され、今後の業界構図に影響を与える可能性があります。
さらに、ADORはNewJeansのメンバー5人に対し「専属契約有効確認訴訟」を提起しており、判決は2025年10月30日に予定されています。NewJeansの今後の活動にも、ミン・ヒジンの動向が大きく関係すると見られています。
「ooak」に込められたミン・ヒジンの思い
新会社の名称「ooak」は、「one of a kind(唯一無二)」の略語であり、ミン・ヒジンの創作哲学を象徴しています。ミン・ヒジンはこれまでのキャリアにおいて、他と同じではない独自の美学と世界観を大切にしてきました。NewJeansのコンセプトにもその姿勢が反映されており、同じ方向性を新会社でも貫く意志が感じられます。
「ooak」という名には、量産的なアイドルシステムに対するアンチテーゼと、真に個性を持つアーティストを育てたいという願いが込められています。芸能マネジメントだけでなく、ブランドやビジュアルアートの分野までを含める経営方針は、ミン・ヒジンらしい総合的な美意識の表れといえます。
NewJeansとの関係と今後の展望
ミン・ヒジンの新会社設立は、NewJeansとの再タッグを示唆する動きとしても注目されています。現時点でNewJeansが「ooak」に合流するという公式発表はありませんが、ファンの間では「再び協働するのではないか」という期待が高まっています。
訴訟の判決結果によっては、NewJeansが今後の活動方針を見直す可能性もあります。ミン・ヒジンが再び自らの創作理念をもとに音楽シーンを動かす日も近いと予想されます。
まとめ|ミン・ヒジンの現在は“再出発の時”

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ミン・ヒジンの現在は、HYBEとの対立を超えて新しい創作活動へと進む転換期にあります。「ooak」という名の通り、独自の美学と価値観をもって再び業界の中心に立とうとしています。訴訟の行方とNewJeansの動きが重なる2025年後半、ミン・ヒジンの次の一手に多くの注目が集まり続けるでしょう。まだまだ目が離せません。


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