韓国へ移住して5年。日本と韓国の小学生を見比べて、最初に感じた感想をひと言でまとめるなら、「韓国の小学生、想像以上に忙しい!」でした。
日本の小学生と似ている部分もあります。ところが、学校生活や放課後の過ごし方には大きな違いがあります。
特に驚いたポイントは、以下の6つです。
- 通学手段がかなり自由
- テコンドー文化が生活に根付いている
- クラブ活動がない
- ほとんどの子どもが塾へ通う
- 親参加の運動会がない
- 長期休みの時期が日本と逆に近い
韓国で実際に子育てしていると、日本の「当たり前」が通用しません。
今回は、在韓5年目の私がリアルに驚いた「韓国と日本の小学生の違い」を、体験談ベースで紹介します。
韓国と日本の小学生の違い① 通学手段が自由すぎる

韓国へ来て最初に驚いたのが、通学スタイルの自由さでした。
日本では「小学生は歩いて通学」が一般的です。
ところが韓国では、通学方法がかなりバラバラです。
- 親が車で送迎
- 自転車で通学
- 路線バスを利用
- 徒歩通学
- テコンドーの送迎バスで登校
朝の学校前には、高級車がズラリと並びます。
最初に見た時、「芸能人の送迎か?」と本気で思いました。
韓国は共働き家庭も多く、送り迎え文化がかなり根付いています。
特に低学年のうちは、親が送るケースが多い印象です。
日本のような集団登校は、地域によってはほとんど見かけません。
韓国と日本の小学生の違い② テコンドー率が異常に高い

韓国の小学生を語る上で、テコンドーは外せません。
体感では、3人に1人くらい通っています。
しかも、日本の「週1回の習い事」という感覚ではありません。
韓国のテコンドーは、週5日が基本です。
うちの長女も小学1年生から始め、現在は3段の有段者になりました。
次女も幼稚園年長から通っています。
韓国の街を歩くと、テコンドー道場が本当に多いです。
コンビニ並みに見かけます。
競争が激しいため、送迎サービスまで付いています。
韓国のテコンドー送迎がすごい
韓国の保護者にとってありがたいのが、送迎システムです。
- 朝は自宅前まで迎えに来る
- 午後は学校前まで迎えに来る
- 終わると自宅前まで送ってくれる
日本で同じサービスを導入したら、月謝が恐ろしい価格になりそうです。
韓国では、かなり一般的なサービスです。
低学年のうちは、格闘技というより健康づくりの意味合いが強い印象があります。
週に1回は、エアバンスで遊ぶ日もあります。
「今日は修行じゃなく遊びか!」と、昭和世代のおじさんは少し混乱しました。
韓国と日本の小学生の違い③ 学校のクラブ活動がない

韓国の小学校には、日本のようなクラブ活動がありません。
最初は、「放課後どうするの?」と思いました。
韓国には「パンガフ(放課後活動)」があります。
抽選制で、さまざまな活動へ参加できます。
- ダンス
- 美術
- 音楽
- スポーツ
- 科学活動
現在小学6年生の長女は、週1回ですがチェロを習っています。
次女も今年から小学生になりました。
現在は、以下のスケジュールで通っています。
| 曜日 | 活動内容 |
| 月・金 | ダンス |
| 水・木 | 美術 |
学校の中で習い事をする感覚に近いです。
日本の学童と習い事を混ぜたような雰囲気があります。
韓国と日本の小学生の違い④ ほぼ全員が塾へ通う

子供たちが出てくるのを待つ親たち
韓国の教育熱は、日本人が想像する以上です。
特に英語と数学への力の入れ方がすごい。
放課後になると、街中が小学生であふれます。
理由はシンプルです。
みんな塾へ向かっているからです。
なんと塾も送迎サービス付きのところがあります。
韓国では、塾文化が完全に生活へ組み込まれています。
小学生でも夜まで勉強する子どもが珍しくありません。
日本の感覚でいると、「小学生なのに忙しすぎない?」と感じます。
ただ、教育への熱意は本当に強いです。
親の本気度もかなり高い印象があります。
「私は正直そんなに頑張らなくてもいいよ~と思っています(笑)。」
韓国と日本の小学生の違い⑤ 親参加の運動会がない

次女の幼稚園の時の運動会
日本の小学校といえば、運動会があります。
お父さんが場所取りを頑張り、お母さんがお弁当を作る。
日本らしい学校イベントです。
韓国では、親参加型の大規模運動会をほとんど見かけません。
幼稚園の時はばっちりあったのですが、小学生になると無くなったので、最初はかなり驚きました。
韓国の学校行事は、日本よりシンプルです。
親の負担が少ない点は、かなり合理的だと感じます。
一方で、日本の「みんなで盛り上がる学校行事」が恋しくなる時もあります。
子ども時代の思い出としては、日本の運動会文化も魅力的です。
韓国と日本の小学生の違い⑥ 夏休みが短く春休みが長い

韓国の学校スケジュールは、日本とかなり違います。
特に驚いたのが長期休みです。
| 休み | 韓国 | 日本 |
| 夏休み | 7月下旬〜8月20日頃 | 7月下旬〜8月末 |
| 春休み | 1月中旬〜2月末頃 | 3月後半〜4月初旬 |
韓国は春休みがかなり長いです。
3月1日が祝日のため、実質3月上旬まで休みになるケースもあります。
逆に夏休みは短めです。
日本人の感覚だと、「え、もう学校始まるの?」となります。
韓国は冬がかなり寒いため、冬休みを長くしている印象があります。
韓国と日本の小学生の違いは「教育文化」に表れる

韓国と日本の小学生を比べると、教育への考え方の違いがよく見えます。
韓国は効率重視です。
日本は協調性重視の傾向があります。
どちらが正しいという話ではありません。
文化が違えば、子育ての形も変わります。
実際に韓国で子育てすると、日本の良さも再確認できます。
同時に、韓国の合理性へ感心する場面も多いです。
海外で子育てすると、「普通」という感覚がかなり変わります。
韓国移住を考えている方や、韓国教育に興味がある方の参考になればうれしいです。

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