みなさん韓国に行くときはどんな航空会社を利用していますか?
日本〜韓国間は多くの航空会社が就航しており、大手のフルサービスキャリア(FSC)から格安のローコストキャリア(LCC)まで。最近では、MCCという言葉もよく聞くようになってきました。
ANAやJALといった日系の航空会社から、大韓航空やチェジュ航空などの韓国系航空会社まで、選べる航空会社も多岐に渡ります。
韓国旅行の需要増に伴い、2024年に入り新たに航空会社が追加されています。
そこで、この記事では、韓国在住で渡韓キャリア10年の筆者が韓国行き航空会社を選ぶ際の参考になる情報をご紹介します。
いま韓国旅行を計画している方は是非参考にしてみてください。
(この記事内では、あくまでも韓国に就航する航空会社のみ取り上げています。)
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FSC航空会社4社紹介
ゆったり広々と最高のサービスを受けて乗りたい人は、FSC航空会社を利用するといいでしょう。
「大韓航空」は韓国初心者におすすめ
大韓航空は、1969年に設立された韓国の高級航空会社で、韓国を代表する最大手の航空会社として知られています。ソウルはもちろん済州島にも就航しているため、韓国のリゾート地を訪れる際にも利用できます。
利用客数1位を長年維持し続けてきた、韓国最大手に相応しいサービスが充実。また客室乗務員の制服がとても魅力的だということでも有名です。
日本人の利用客も多いため、韓国旅行初心者で韓国系の高級航空会社を利用したい方には大韓航空がおすすめです。
成田国際空港 羽田空港 中部国際空港
関西国際空港 新千歳空港 旭川空港
青森空港 新潟空港 小松空港
鹿児島空港 大分空港 岡山空港
那覇空港 など
大韓航空の特徴
韓国を代表する航空会社というだけあって、就航地が多い。
また機内食は国際線の場合しっかりと出ますし(短距離路線を除く)座席も広め。
韓国の航空会社ですが日本人の客室乗務員や日本語ができる客室乗務員がいるので、安心して乗ることができます。
そして成田からは日韓線だけでなく、ハワイ・ホノルル線も運航しています。
預け荷物もクラスによって異なりますが、無料で預けることができます。
格安航空会社に比べると航空券の料金が高めです。
また日本の航空会社になれている方だと、サービスが少し雑だと感じる場合があるかもしれません。
ANAユーザーにおすすめ「アシアナ航空」
アシアナ航空は1988年に設立された韓国の高級航空会社です。
ソウル~羽田・成田・関西・中部・仙台・福岡・宮崎・沖縄に就航しています。
こちらも羽田〜金浦の路線があるため、移動時間を短縮しつつ、韓国系の高級航空会社を利用したい方におすすめです。
韓国の二大航空会社の一つであるアシアナ航空。日本の航空会社で例えると、ANAのような国を代表する航空会社です。
大韓航空は就航していない地方都市の空港にも就航しています。
成田国際空港 羽田空港 中部国際空港
高松空港 仙台空港 旭川空港
広島空港 宮崎空港 熊本空港
富山空港 那覇空港
アシアナ航空の特徴
アシアナ航空も韓国を代表した航空会社なので、就航都市が多くあります。
機内食もしっかりとでますし小さな子供も一緒に搭乗しても、しっかりとしたサービスを受けることができます。(優先搭乗/バシネット/子供用の食事/おもちゃなど)
アシアナ航空も大韓航空と同様に、日本人の客室乗務員が乗務しているので安心して乗ることができます。
サービスがしっかりしている分、格安航空会社に比べると航空券代が高め。
ANAユーザーで、ANAのマイルを貯めているならば、スターアライアンスに加盟するアシアナ航空に乗ると通常、マイルが貯まります。
手荷物や座席指定も無料ででき、機内食も提供されます。
【話題性NO.1】アシアナ航空なくなる?大韓航空との合併に不安!?今どうなってるの?
JAL(日本航空)
JAL(日本航空)は1951年に設立された日本の高級航空会社で、日本で最も長い歴史があります。
就航都市はソウル(金浦)〜羽田で、どちらの空港も都心からのアクセスが抜群。
ANA(全日空)
ANA(全日空)は、1952年に設立された日本の高級航空会社です。
就航都市はソウル(金浦)〜羽田で、都心アクセスが抜群の路線を就航しています。
LCC航空会社9社紹介
2024年5月から就航開始するエアロKも含め、日本~韓国には9社のLCC(格安航空会社)が就航しています。日系はPeach(ピーチ・アビエーション)・ZIPAIRの2社で、その他はすべて、韓国系航空会社です。以下、9社それぞれの発着空港や特徴をご紹介します。
→ 韓国行き航空券を格安で買うには?予約(検索)サイト時期別徹底比較!
- チェジュ航空|韓国NO.1 LCC
- ジンエアー|大韓航空系サービス充実
- ティーウェイ航空|ピカチュウジェットが人気
- エアソウル|座席広め
- イースター航空|年数回大セール
- エアプサン|釜山旅行に強い
- Peach Aviation|日系LCC唯一ソウル就航(羽田・関西)
- ZIPAIR|安心できる日系LCC
- アエロK|新興地方LCC(2024年5月就航開始)
チェジュ航空|韓国NO.1 LCC
チェジュ航空は2005年に設立された韓国の格安LCC航空会社で、韓国系では最大の格安LCCとして知られています。
就航都市はソウル〜成田・関西・新千歳・福岡、釜山~成田・関西・新千歳です。
また、金浦空港から済州までの国内線も充実しており、韓国内で様々な旅先を楽しむ際にも適しています。
近年は国内線と国際線を合わせた乗客数が年間651万3000人を記録。それまで第1位を維持していた韓国最大手・大韓航空を抑えて新たな王者に君臨したことも話題になりました。
仁川国際空港(ICN)と、チェジュ国際空港(CJU)を第一拠点として運航しています。
成田国際空港 関西国際空港 中部国際空港
福岡空港 新千歳空港 静岡空港
松山空港 那覇空港
チェジュ航空の特徴
やはり格安航空会社なので、大韓航空やアシアナ航空に比べると航空券が安いです。
またチェジュ航空はイベントなども良く行っていて、運が良ければより安く航空券を購入できることもあります。
格安航空会社では預け荷物にお金がかかることがありますが、チェジュ航空は15kgまで無料です。
機内や座席が比較的狭い。
機内食は提供されません。
また割引料金で購入した航空券の場合、荷物を預けるときは有料になります。
韓国の人気スターで時々PRする韓国で最も勢いがあるLCC。
日韓間の便数が多く、利用しやすいLCCの1つ。
仁川だけでなく、ソウル中心部に近い「金浦便」もある。
ジンエアー|大韓航空系サービス充実
ジンエアーは2007年に設立された韓国の格安LCC航空会社で、韓国最大手の大韓航空を親会社としています。親会社が大韓航空のため、韓国系格安LCCの中でもトップクラスの充実したサービスを受けられます。
利用客数も大手を凌駕する乗客数を誇り、日本人の利用客にも慣れているため、韓国旅行初心者の方でも安心して飛行機に乗ることができます。
成田国際空港 関西国際空港 新千歳空港
北九州空港 那覇空港
ジンエアーの特徴
路線によっては簡単な機内食がでることがあります。
なんと、ジンエアーでは機内食や飲み物が無料!(福岡、北九州、大阪は除く)
機内食の内容は、お菓子やフルーツ、ヨーグルトやスナックなど軽食になっています!機内でがっつり食べたいという方には、有料の機内食メニューもおすすめ。事前予約だとサンドイッチやサラダ、機内購入だとカップヌードル、チキンなどがメニューにあります。
飲み物に関しては、お水だけではなく、オレンジジュース、コーン茶などがあります!喉が渇いたとき、すぐ飲み物を頼むことができるのが嬉しいポイントです。
2泊3日程度の旅行であれば十分な重さの15kgまで無料で預けることができます。
事前に別料金を払わないと座席を指定することができない。
小柄な女性なら問題ありませんが座席が狭めなので、大柄な男性には狭く感じることも。
座席ゆったり、手荷物ルールも(LCCの割に)緩め。
大型機(777)も保有し、日韓間でも運航も。
777だとLCC特有の「機内の窮屈さ」がない。
機内の乗降に時間かかる、預け荷物が出てくるのも遅い傾向がある。
T-way(ティーウエイ航空)|ピカチュウジェットが人気
ティーウェイ航空は、2003年に韓星航空として設立され、2010年に現在の名称になりました。ティーウェイ航空は韓国初の格安LCC会社として歴史があり、運賃も競合他社より最大80%ほど安いとあって、顧客満足度も高めです。
2011年度には韓国消費者院発表の顧客満足度調査で5冠を達成するなど、韓国系格安LCCの中でも高く評価されている航空会社です。
格安航空会社ではありますが、日本の多くの空港に就航しています。
成田国際空港 関西国際空港 中部国際空港
福岡空港 新千歳空港 佐賀空港
北九州空港 熊本空港 大分空港
那覇空港
ティーウェイ航空の特徴
格安航空会社なので航空券代が比較的安いです。また機内食はありませんが、お水のサービスはあります。
無料で預けられる荷物も15kgまで、機内に持ち込む手荷物は10kgまで。
大きな飛行機ではなく、小さめな飛行機なので座席は狭め。
機内食なども準備はされていない。
セール時期に買った航空券は、無料で預けられる荷物がない場合も。
エアソウル|座席広め
エアソウルは2015年に設立された格安LCC航空会社で、韓国大手のアシアナ航空が親会社です。
仁川空港と金浦国際空港を拠点としており、国際路線の66%は日本〜韓国路線。
北海道から沖縄まで全国に就航しているため、地方都市からも気軽に韓国旅行に行けると人気です。
LCCだからといって座席が狭すぎる!ということもなく、サービスにも定評のある航空会社です。
成田国際空港 関西国際空港 福岡空港
新千歳空港 富山空港 静岡空港
広島空港 山口宇部空港 米子空港
高松空港 長崎空港 熊本空港
那覇空港
エアソウルの特徴
格安航空会社の割に座席が広めにできています。
新しくできた航空会社なので、機内のインテリアも比較的新しめ。
機内食やジュースなどの無料サービスはありませんが、お水のサービスがあります。
格安航空会社なのでチケット代がリーズナブルです。
座席の指定には別料金がかかります。
機内食はないのでどうしても食べたい場合は、ネットで出発の48時間前に予約しなければなりません。
イースター航空|年数回大セール
イースター航空は、2007年に設立された韓国を代表する格安航空会社です。年に数回、航空券の大セールをしていて格安で韓国にいけることも。
成田国際空港 関西国際空港 福岡空港
新千歳空港 茨城空港 宮崎空港
鹿児島空港 那覇空港
イースター航空の特徴
年に数回航空券の大セールがあって格安でチケットが購入できます。もちろん普段のチケットもとってもリーズナブルです。
格安航空会社なので、座席は狭め。
イースター航空は設立してから約10年ほど経つので、運航には問題ありませんが機内が少し古く感じることも。
また空港にもよりますが、飛行機に搭乗するまでにゲートからバスに乗って飛行機まで行かなくてはならないこともよくあります。
エアプサン|釜山旅行に強い
エアプサンは2007年に設立された韓国の格安LCC航空会社で、韓国大手のアシアナ航空を親会社としています。
エアプサンの特徴は日本から釜山行きの直行便を多く就航している点です。
釜山〜成田・関西・新千歳・中部・福岡、大邱〜成田・関西・新千歳・福岡・北九州・福岡の路線を就航しています。
釜山便のほか、ソウル(仁川)便も運航
最新「エアバスA321neo」も日本路線投入
安めの運賃でサービスはレベル高くてイチオシ
荷物サービスは15kgまで!
受託手荷物は基本的に1個無料(割引運賃の場合は除く)
1000円以下で買えるので1個持ってた方が絶対いいですよ♪
Peach(ピーチ)|日系LCC唯一ソウル就航(羽田・関西)
Peachは、2011年に設立された日本の格安LCC航空会社で、就航都市はソウル〜羽田・関西です。
日本大手ANAの連結子会社であり、関西国際空港を拠点とする、日本最大規模を誇るLCCとして有名。国内線はもちろん韓国やアジア圏を中心に就航しています。
日系LCCとしては唯一韓国に就航している飛行機のため、日系の格安航空会社を選びたいという方はPeachがおすすめです。
日本の航空会社ということもあってサービスもしっかりしていますし、安心して乗ることができます。
羽田空港から唯一発着しているのがピーチ航空!都心に住んでいる方には便利でおすすめです。
羽田空港 関西国際空港 那覇空港
Peach(ピーチ)の特徴
日本から韓国まで往復約10000円で行けてしまうというリーズナブルさ!
夜遅く出発して朝早く到着するスケジュールなので、韓国に宿泊しないで0泊という旅程も組めちゃいます!
機内食はありませんが、安く機内食を購入して食べることもできます。
男性には座席が狭く感じることも。
運航スケジュールが夜遅くだったり朝早くだったりするので、移動が大変だと感じることがあります。
手荷物や座席指定などのルールは韓国系LCCよりも厳しめ。
日系である安心感がある。
ZIP AIR|安心できる日系LCC
ZIPAIRが設立されたのは2018年7月で、営業を開始したのは2020年6月。日本航空(JAL)の100%子会社で、これまでのLCCとは異なる魅力をもった、新しいエアラインです。
2023年よりZIPAIRは東京(成田)=ソウル(仁川)線を増便。
5月1日から東京(成田)=ソウル(仁川)線を1日2往復
ZIP AIRの特徴
ZIPAIRでは、0~6歳の子供向けに安い価格設定をしています。とくに幼児(0~1歳)はBaby Safety Seat(チャイルドシート)を確保。
機内では無料でインターネットを利用できる。
アエロK|新興地方LCC(2024年5月就航開始)
韓国格安航空会社(LCC)のアエロK航空は、仁川と日本の成田(東京)を結ぶ定期便の運航を2024年5月末から開始します。(清州以外の空港同士を結ぶ路線を初就航)
アエロKは2023年8月から中部の清州国際空港を拠点としてきました。
韓国中部の忠清北道(チュンチョンブクト)にある清州(チョンジュ)国際空港が拠点
チケットは、2024年4月中旬から予約がスタートする予定。
MCC航空会社2社紹介
カンタンに言うと、FSCとLCCの中間に位置する航空会社がMCCです。2024年2月にソウルへの就航を開始したAirJapanもANAによると「LCC(格安航空会社)とFSC(フルサービス)両方の良いところをあわせた新しいビジネスモデル」と説明しています。
エアプレミア
エアプレミアは2017年に設立された韓国のMCC航空会社です。LCCを運航するチェジュ航空がつくった会社です。2021年に運航を開始。運賃的にみるとまさにミドルクラス。予約クラスによって違いはあるが、預ける荷物は無料。今、とても勢いのある会社です。
日本への就航を開始したのは2022年12月からと最近で、ソウル〜成田を週5便で就航しています。
飛行機内サービスは座席クラスによって有償・無償があり、エコノミークラスは座席指定やアルコール類が有償となっています。
価格は、FSCより約1万円ほど安い。
座席は、FSC(アシアナ航空)と同じぐらいの広さ。
機内食は、マフィンなどのパン類とコーヒーが無料で出る。
AirJapan|2024年に設立した新ブランド
2024年に運航を開始したANAの新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」
【韓国・仁川(ソウル)が第2就航地に決定】
成田~仁川(ソウル)2024年2月22日就航スタート 片道8000円~
仁川空港は、乗り継ぎに便利なハブ空港であり、年間を通じて日本発および海外発双方の安定した需要が期待できる場所として選ばれたようです。
当面は成田国際空港を拠点とし、いずれ関西国際空港からの就航も考えているとのこと。
FSC・LCC・MCCの違い
FSCとは
新興勢力のLCCに対し、従来からある航空会社は「Full Service Carrier」(フルサービスキャリア)を略して「FSC」、または「Legacy Carrier」(レガシーキャリア)と呼ばれます。サービスをカットして価格を抑えない従来の方法で運営をしています。
FSC航空会社:アシアナ航空、大韓航空、JAL、ANAなど
LCCとは
LCCとは(Low Cost Carrier)の略で格安航空会社のことです。
これまで当たり前とされてきたサービスを廃止または有料にする、などの方法でコストダウンを実現した航空会社です。
日本ではLCCの就航が相次いだ2012年を「LCC元年」と呼んでいます。国内外の飛行機移動が手軽になったことで、新聞やニュースにも多く取り上げられ話題になりました。
LCC航空会社:チェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、エアソウル、ティーウエイ航空、イースター航空、Peach(ピーチ)など
MCCとは
MCCとは(Middle Cost Carrier)の略で中堅航空会社と呼ばれます。
ミドルコスト、つまりLCCほど安くはありませんが、JALやANAほど高い料金はかかりません。手厚いサービスを受けることは期待できませんが、LCCよりは快適なサービスを受けることができるということで最近注目を集めています。
MCC航空会社:エアプレミア
FSCとLCCの違い
FSCでは預け荷物、座席指定、機内食、機内エンターテイメント、毛布などのサービスがすべて無料であるのに対し、LCCではそのすべてが有料です。それらを必要としない人にとっては安上がりになりますが、それらが必要な人にとっては追加料金がかさんで思ったほど安くならないこともあります。FSCでは当たり前のマイレージサービスもないLCCが大半です。
また、LCCはアクセスの良くないマイナー空港を使用していたり、少ない機材でやりくりしているためフライトのキャンセルが発生しやすい等のデメリットもあります。
LCCは料金の変動が大きく、直前予約等だとFSCとあまり変わらない料金になることもあるけれど、キャンペーンで驚くほど安い料金が出てくることもあるので、それにうまくタイミングが合えば利用価値は大きいと思います。
LCCの魅力やサービスの特徴
筆者も1年目こそFSCのアシアナ航空を利用していましたが、今では専らLCCを利用しています。成田ー仁川または金海は、2時間半くらいのフライトなので、座席の広さもさほど気にならないし、機内食も無くても全然平気です。その分、安くなっているのだから、ありがたいと思っています。そんな利用者も大変多いLCCの魅力や特徴をご紹介します。
LCCは飛行機代が安い!
せっかくの旅行、なるべく飛行機代は抑えたいもの。
そんな方にこそ、LCCがおすすめ。大手旅行会社に比べて、料金は安い傾向にあるため、少しでも旅費を抑えたいという方にはもってこいです!
満足なサービスで快適な空の旅
最近では、大手航空会社に劣らない機内サービスが受けられるのがLCCの魅力の1つ!
LCCだとやっぱりサービスが良くない…。というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、この頃はサービスも向上し、LCCといえども快適に過ごすことができます。
受託手荷物は有料の場合も無料の場合もある
受託手荷物はLCC会社ごとに規定が異なり、有料の場合もあれば無料の場合もあります。
一般的に、無料の場合は15kgまで預けられるのがスタンダードとなっており、それ以降の超過分は追加で支払いが発生する仕組みです。
どうしても追加料金を支払いたくない方や、週末旅行などの短い期間で旅行に行く場合は、無料で持ち込める機内持ち込み手荷物だけにまとめてしまうのも良いでしょう。受託手荷物なしの場合、航空券がより安くなったりします。
1,000円以下で買えるので1個持っておいた方が絶対いいですよ♪
羽田空港から唯一発着しているのがLCCのピーチ航空!
ピーチ航空は、唯一羽田空港から発着してるんです。都心に住んでいる方には便利でおすすめです。また、地方の空港からもたくさん韓国系の航空会社が飛んでいるのが魅力です。
LCCよりMCC?
運賃安め、座席広め、パンやコーヒー無料
円安のいま、飛行機代は節約したい、でもLCC(ロー・コスト・キャリア)はちょっと……。そんな人たち向けの航空会社がいま、注目を集めています。運賃やサービス面で、LCCとFSC(フル・サービス・キャリア)の中間を狙うMCC(ミドル・コスト・キャリア)です。日本ではまだ聞き慣れないかもしれないが、近場の韓国、香港、台湾などでは勢いがあります。
東京ーソウル間キャリア別航空券価格比較
■オンシーズンなので高めですが、夏休みの東京ーソウル間を調べてみました。(6月末)
時期:8月11日出発、16日帰国
LCC:往復で5万円台半ば (東京ーソウル間に就航するLCCはエアソウル、チェジュ航空、ティーウェイ航空、ピーチ・アビエーション、ZIPAIRなど)
MCC:往復で6万円台半ば(エアプレミア)
FSC:往復で7万円台半ば (東京ーソウル間に就航するFSCは日本航空、全日空、大韓航空、アシアナ航空など)
エアプレミアは、LCCを運航するチェジュ航空がつくった会社です。2021年に運航を開始。運賃的にみるとまさにミドルクラス。予約クラスによって違いはあるが、預ける荷物は無料。FSCとの違いは機内食ぐらいだろうか。
価格は、FSCより約1万円ほど安い。
座席は、FSC(アシアナ航空)と同じぐらいの広さだから、LCCより楽。
機内食は、マフィンなどのパン類とコーヒーが無料で出る。(LCCは、ほぼどの会社も全て有料)
便数:まだ週5便しかないのが弱点。今後増えていくのを期待。
自分に合った航空会社を選んで韓国に行こう!
予算と時間に応じた賢い選択を!
予算的に余裕があれば、やっぱりおススメはFSCの「JAL」「ANA」、もしくは、「大韓航空」か「アシアナ」です。
一方、時間的に余裕があるなら、LCCがおすすめ。
LCCは時として遅れる、欠航もあります。
早朝発・深夜発など、運航スケジュール的にも厳しめ。
チェックインや搭乗の〆切時間も大手より早い。
あと、手荷物が多めな場合、ピーチ以外がおすすめです。
大手航空会社FSCが最も手荷物ルールが緩く、次に、韓国系LCCも、最安運賃で受託手荷物1個無料、が多いです。(ピーチの基本運賃は手荷物1個から有料&機内持込7.0kg)
また、旅行に不安があれば大手、旅慣れていればLCC、という選択もあり。
韓国~日本間は近く、LCCでも2時間ほどで着きます。
韓国に就航している航空会社は、ANAやJALといった日系の航空会社から、大韓航空やチェジュ航空などの韓国系航空会社まで、選べる航空会社も多岐に渡ります。
機内のサービスが充実しているものから、航空券がとってもリーズナブルなものまでさまざま。
人によって飛行機を利用する際のこだわりポイントは違うかと思いますので、自分に合った航空会社を見つけて利用し、韓国旅行を楽しんでください!
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