今回は、eSIM韓国の使い方・設定方法やメリット・デメリットをご紹介しますので、参考にしてみてください。
eSIM（韓国）とは？
まず韓国旅行に便利と言われる「eSIM」とは何でしょうか。
簡単に言うと、『スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIM』のこと。
eSIMはSIMカードのように入れ替える手間が無く、QRコードを読み込むだけで利用できるのが特徴です。
eSIMプランの購入から使用開始まで全てオンラインで完結するので、韓国旅行時に手軽に通信手段を手に入れることができるのが人気のポイントです。
また、ポケットWi-Fiのように借用・返却の必要もなく、SIMカードのようにICチップが届くのを待ったり、入れ替えたりする手間がないのでとても便利です。
eSIMとSIMカードの違い
私たちのスマホは、SIMの情報によって携帯電話回線に接続されています。SIMとは、契約者を識別するID番号と電話番号の情報が記録されているICチップのことです。
SIMには、SIMカードとeSIMがあります。
SIMカードは、スマホのSIMスロットに差し込むことで携帯電話回線と接続するタイプです。
SIMカードの差し込みは携帯電話ショップが行う場合もあるため、実際に見たことがない人もいるかもしれませんが、多くの人がこちらの仕組みで通信しています。
一方のeSIMは、スマホに内蔵されたICチップにネット経由でダウンロードしたプロファイルを記録することで携帯電話回線と接続するタイプです。
eSIMは、通信プランの選択・購入～設定、使用開始まで全てオンラインでできるので、とても簡単、手軽に利用できます。
2021年頃から提供がスタートし、国も推奨していることから今後の主流になるSIMです。
eSIM（韓国）の使い方・設定方法
ここでは、『eSIMの使い方・設定方法』について解説します。
一般的にeSIMを購入すると、登録したメールアドレス宛にQRコードが届きます。このQRコードを使い、まず以下の設定を行います。（iPhoneの画像付きで解説）
- スマートフォンの設定画面を開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 「eSIMを追加」をタップする
- 「QRコードを使用」をタップする
- カメラが起動したら、QRコードを読み取る
- 「続ける」をタップする
- アクティベートするまで1～2分程待ちます。
- 終わったら「完了」をタップする
アクティベートが完了すると、eSIMがスマートフォンにインストールできたことになります。
上記設定が済んだら、あとは実際の使い方は簡単です。
- スマートフォンの設定画面を開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 追加したeSIM（”旅行”）がオンになっていることを確認。オフの場合はオンにする
- 「モバイルデータ通信」を選択する（この時は”主回線”になっている）
- 読み込んだeSIM（”旅行”）を選択する
- 「モバイルデータ通信」が読み込んだeSIM（”旅行”）に切り替わっていることを確認
- 読み込んだeSIMを選択する
- 読み込んだeSIM（”旅行”）の「データローミング」をオンにする
- 「モバイル通信」画面に戻り、元々入っていたeSIM（主回線）を選択
- 「データローミング」をオフにする
これで、元々入っていた”主回線”から読み込んだeSIM（”旅行”の回線）にスマホ内で切り替わり、現地（韓国）の通信会社の回線が使えるようになります。
＊うまく接続できない場合、APN設定が必要な場合もあります。
設定とか、なんか面倒くさそう
と感じる方もいると思いますが、eSIMを購入すると「画像付き設定ガイド」も送ってもらえるので、それを見ながらやれば大丈夫です。
機械音痴のおじさんでもガイドを見ながら、5分ほどで設定できたから安心してください。
韓国旅行でeSIMを使う3つのメリット
ここでは韓国旅行でeSIMを使うメリットを解説します。
オンラインで手続きが完結する｜即日利用が可能
eSIMは、SIMカードやレンタルWi-Fiと違い、物理的なものではないので、オンラインで手続きが完結します。
SIMカードは、郵送されてくるのを待たなければならず、利用開始できるまでに時間がかかってしまいますが、eSIMなら即日利用開始できます。
プラン選択、購入～設定、使用開始まで全てオンラインで完結する手軽さが大きな魅力です。
eSIMは出国直前に設定を済ませておくことで、韓国到着後すぐにインターネット通信を利用できます。
また、SIMカードやレンタルWi-Fiと違い、空港で受け取る手間がないので、到着後すぐに旅行を楽しめるのは嬉しいポイントです。
紛失や破損の心配がない
SIMカードは非常に小さいため、慣れない入れ替え作業を機内でおこなったりすると、紛失したり、ICチップを破損してしまうことも多いです。
旅行先でSIMカードを紛失・破損すると、インターネットが使えなくなり、最悪の事態になりかねません。
ところが、eSIMならスマホ本体に内蔵されているSIMなので、紛失や破損などの心配がありません。
便利なデュアルSIM（1台で2回線を使い分けできる）
eSIMでは、デュアルSIMを利用できるのも大きなメリットです。
韓国旅行でeSIMを使う2つのデメリット
ここでは、韓国旅行でeSIMを使うデメリットを解説します。
eSIMに対応している機種でしか利用できない
eSIMは、2021年に始まった新しいサービスなので、スマホによってはeSIMに対応していないため利用できません。
そのため、eSIMを購入する前には、自分のスマホがeSIMに対応しているか確認が必要です。
＞＞【eSIM 韓国】簡単６秒！対応機種の確認方法（iOS、Android）
自分で設定する必要がある
eSIMは、自分で開通作業をしなければなりません。
基本的には、利用ガイドを見ながらやればスムーズに設定できます。Wi-Fi環境や他のデバイス（PCやタブレットなど）を用意し、IDやQRコードからプロファイルをダウンロードして登録します。
だいたい5分ほどあれば設定できます。
まとめ
今回は、eSIM韓国の使い方・設定方法やメリット・デメリットをご紹介しました。
SIMカードは、郵送されてくるのを待たなければならず、利用開始できるまでに時間がかかってしまいますが、eSIMなら即日利用開始できます。
プラン選択、購入～設定、使用開始まで全てオンラインで完結する手軽さが大きな魅力です。
eSIMは出国直前に設定を済ませておくことで、韓国到着後すぐにインターネット通信を利用できるのが特徴。
＞＞【2024年】eSIM韓国おすすめ５選｜無制限×3日間 料金比較も！
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