- ANAの新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」は、LCCなのか?
- 就航地はどこ?
- 機内はどんな感じ?
と気になっている人も多いのでは。
そこで、この記事では韓国在住の筆者が、ANAの新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」について、現状で分かっていることをくわしくご紹介します。
【この記事は、こんな人におススメ!】
- ANAの新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」がLCCなのか?FSCなのか?知りたい人
- 就航地や就航時期、料金を知りたい人
- 機材やサービスの様子を知りたい人
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「AirJapan(エアージャパン)」はLCCなのか?
Q:ANAの新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」はLCCなのか?
ANAによると「LCC(格安航空会社)とFSC(フルサービス)両方の良いところをあわせた新しいビジネスモデル」です。
Air Japanは、ANAグループが蓄積してきたFSC(ANA)とLCC(Peach)の事業ノウハウを活用。
料金体系はANAより安く設定して、利用者が必要なオプションを選んでサービスを組み立てていくスタイルになるという。また、機内は居住性にこだわるらしい(後ほど、機内シートなどご紹介します。)
「AirJapan(エアージャパン)」の就航地や就航時期は?
当面は成田国際空港を拠点とし、いずれ関西国際空港からの就航も考えているとのこと。
大阪・関西万博を視野に入れて、アジア圏の来日需要も狙うんだね。
就航地については以前「AirJapan(エアージャパン)」社長は、「ピーチ(Peach Aviation)が4時間以内を飛んでいるので、それ以上のところ(中距離)」と話していたので、韓国は無いかなと思っていましたが、今回第2就航地として仁川国際空港が選ばれたので、驚きました。
就航地・就航時期・料金
【2023.8.2発表:バンコクが第1就航地に決定】
【2023.11.15:韓国・仁川(ソウル)が第2就航地に決定】
仁川空港は、乗り継ぎに便利なハブ空港であり、年間を通じて日本発および海外発双方の安定した需要が期待できる場所として選ばれたようです。
今年の年末年始の日本人の海外旅行先1位が韓国(ソウル)みたいだね。
- 機材は全席エコノミークラス(324席)のボーイング 787-8型機
- 運賃は、最も低廉な「Simple」で片道8000円~、小児(2~6歳)は定額で5000円。(燃油サーチャージは不要だが、空港使用料と諸税が別途必要)
- 航空券は11月15日13時から販売
価格は、JALグループの「ZIP AIR」と近しい価格帯ですね。
NQ21便: 成田(10時55分)発~仁川(13時30分)着、火・水・木・土・日曜運航
NQ22便: 仁川(14時40分)発~成田(16時45分)着、火・水・木・土・日曜運航
「AirJapan(エアージャパン)」の機材やサービス(シート・機内食・BGM)はどんな感じ?
使用機材
使用機材はボーイング 787-8型機で、ANAの機体を回収して使用
白い機体の側面にロゴ、尾翼は胴体下側まで回り込む藍色に曙色の「rJ」のワンポイント、尾翼の上下に曙色を差し色に
シート
- 客室は全席エコノミークラス(324席)仕様で、ビジネスクラスなどは設定されない。
- シートピッチは、FSCの国際線エコノミークラスシートと遜色ない32インチ(約81cm)。
- リクライニング角度も十分確保されているという。
- デザイン:イギリスの「Acumen」、製造:フランスの「Safran」
シート地の人工皮革は日本製
上記写真右のシートがリクライニングした状態
「客室仕様とシートの開発で重視したのは、7時間前後のフライトになる中距離国際線で、お客様が快適に過ごせる居住性であり、LCCとは一線を画す、ゆとりある空間の実現です」
個人用モニターこそ設置されないものの、タブレット端末用のホルダーを設置。さらに、Type-AおよびType-CのUSBポートも備わるので、充電時に便利。
なお、機内でのビデオプログラムなどを楽しむためのWi-Fiサービスは無料。
バックレスト背後に設置されたタブレット端末用のホルダー
機内食
機内食は有料で提供される。当日、機内にて購入可能な食事・スナック類以外に、事前予約限定メニューも用意。機内での注文は、搭乗者自身のスマートフォンやタブレット端末でおこなう。
フードのコンセプトは、「フードロスの削減」と「空から日本の美味しさの発信」の2点。
機内BGM
ボーディングミュージック(機内BGM)は、新たに制作された「あい」。
東京藝術大学との産学連携プロジェクトによって作られたもので、東京藝術⼤学の学⽣・卒業⽣による作曲コンペによって選ばれた。
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