すべてのデバイスやキャリアがeSIMに対応しているわけではありません。
現在、eSIMに対応している主要なデバイスとしては、AppleのiPhoneやiPad、SamsungのGalaxyシリーズ、SonyのXperiaシリーズ、GoogleのPixelシリーズなどがあります。
ただし、すべてのモデルがeSIMに対応しているわけではなく、また、対応していても日本国内の全ての通信キャリアがeSIMに対応しているわけではありません。
そこで、eSIMを利用する際には、まず自分のデバイスが、対応機種・キャリアであるかの確認が必要です。
また、ソフトバンク、docomo、auで購入した端末は、SIMロックの解除が必要か確認しましょう。
*eSIM対応している場合でも中国向けモデルはeSIMが使用できません。
この記事では、すべてのAndroid(Google Pixel/Galaxy/Xperiaほか)のeSIM対応機種リストをまとめましたので、確認してみてください。
【2024年 最新】eSIM 対応機種 リスト(iPhone/iPad)
eSIM対応機種一覧 <Android>
Android(Google Pixel/Galaxy/Xperia/AQUOS/OPPO/Xiaomiほか)のeSIM対応機種をまとめました。
eSIM対応機種 Android(Google Pixel|グーグル ピクセル)
Google PixelはPixel4シリーズ以降の機種でeSIMの利用ができます。(*Pixel3aおよびPixel3は、日本で購入した場合は、eSIMに対応していません。)
eSIM対応のGoogle Pixelは以下のとおりです。
- Pixel 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 8
- Pixel Fold
- Pixel 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel 7
- Pixel 6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 6
- Pixel 5a
- Pixel 5
- Pixel 4 XL
- Pixel 4a
- Pixel 4
eSIM対応機種 Android(Samsung Galaxy|サムスン ギャラクシー)
Samsungから発売されているGalaxyは、2022年秋冬モデル(Z Fold4、Z Flip4、A23)以降、またはS23シリーズ以降の機種であれば、eSIMに対応しています。
eSIM対応のGalaxyは以下のとおりです。
- Galaxy S24 Ultra
- Galaxy S24
- Galaxy S23 Ultra
- Galaxy S23 FE
- Galaxy S23
- Galaxy Z Fold5
- Galaxy Z Fold4
- Galaxy Z Flip5
- Galaxy Z Flip4
- Galaxy A54 5G
- Galaxy A23 5G
eSIM対応機種 Android(Sony Xperia|ソニー エクスペリア)
ソニーから発売されているXperiaのeSIM対応機種です。IVシリーズ以降の機種がeSIMに対応しております。
eSIM対応のXperiaは以下のとおりです。
- Xperia 1 V (SO-51D/SOG10/A301SO)
- Xperia 1 IV(SO-51C/SOG06/A201SO)
- Xperia 5 V(SO-53D/SOG12/XQ-DE44)
- Xperia 5 IV(SO-54C/SOG09/A204SO)
- Xperia 10 V(SO-52D/SOG11/A302SO/XQ-DC44)
- Xperia 10 IV(SOG07/A202SO/XQ-CC44)
eSIM対応機種 Android(SHARP AQUOS|シャープ アクオス)
シャープから発売されているAQUOSのeSIM対応機種です。AQUOS sense6とAQUOS wish2のドコモ版はeSIMに対応していません。
eSIM対応のSHARP AQUOSは以下のとおりです。
- AQUOS R8 pro
- AQUOS R8
- AQUOS R7
- AQUOS sense8
- AQUOS sense7
- AQUOS sense6s
- AQUOS sense6(ドコモ版SH-54Bは非対応)
- AQUOS sense4 lite
- AQUOS wish3
- AQUOS wish2(ドコモ版SH-51Cは非対応)
- AQUOS wish
- AQUOS zero6
eSIM対応機種 Android(OPPO Reno|オッポ レノ)
中国の通信機器メーカーであるOPPOから発売されているスマートフォンのeSIM対応機種です。Reno5Aのワイモバイル版の一部ではeSIMには対応していません。
eSIM対応のOPPOは以下のとおりです。
- OPPO Reno10 Pro 5G
- OPPO Reno9 A
- OPPO OPPO Reno7 A
- OPPO OPPO Reno5 A(ワイモバイル版の一部を除く)
- OPPO A79 5G
- OPPO A73
- OPPO A55s 5G
- OPPO Find X3 Pro
eSIM対応機種 Android(Xiaomi|シャオミ)
中国の家電メーカーのXiaomiから発売されているスマートフォンのeSIM対応機種です。XaomiシリーズとRedmiシリーズがeSIMに対応しております。
eSIM対応のXiaomiは以下のとおりです。
- Xiaomi 13T Pro
- Xiaomi 13T
- Xiaomi 12T Pro
- Redmi 12 5G
- Redmi Note 11 Pro 5G
- Redmi Note 10T
eSIM対応機種 その他Android
eSIM対応のその他のAndroid製品は以下のとおりです。
- 楽天 Rakuten Hand 5G
- 京セラ DuraForce EX
- 京セラ TORQUE G06
- 京セラ DIGNO SX3
- FCNT arrows We(ドコモ版、au版を除く)
デュアルeSIMかどうか
eSIM対応機種には、シングルeSIMとデュアルeSIMがあります。
- シングルeSIM: 1つのeSIMしか利用できない
- デュアルeSIM: 2つのeSIMを同時に利用できる
iPhone13以降のiPhoneなどはデュアルeSIMに対応しています。
音声通話に対応しているeSIMを2回線使うと、1台のスマートフォンで2つの電話番号を同時に利用できます。
データ通信・電話の発信は、それぞれどちらのeSIMを使うか選択できます。つまり、データ通信料が安いeSIMでデータ通信、通話料が安いeSIMで電話の発信といった、賢い使い方が可能になります。仕事用とプライベート用、日常用と旅行用など使い分けてもよいでしょう。
データ通信だけのeSIMであれば、シングルeSIM(物理SIMとeSIMが使える端末)でもメイン回線はdocomoを契約して、サブ回線にauを契約しておけば圏外の場所や通信障害が発生したときも切り替えてインターネットを使えます。
eSIMの使用開始手続きについて
eSIMの使用開始時には、QRコード(アクティベーションコード)を読み取ってeSIMプロファイルをダウンロードします。
そのため、QRコードを表示する別の端末を用意するか、印刷しておく必要があります。
※eSIMの開通には、Wi-Fi環境が必要です。
eSIMプロファイルのインストールが完了したら、設定を行ってください。機種やOSのバージョンによって、APN設定が必要な場合があります。
インターネット接続が確認できたら利用開始です。
開通手続き中に、アクティベートがうまくいかないエラーなどが発生する場合があります。その場合は、下記の対処法を試すか、eSIMプロバイダに問い合わせしましょう。
→ eSIMの「アクティベート中」が終わらない時の5つの対処法
データ専用(プリペイド式)のeSIMの場合、誤ってeSIMプロファイルを削除してしまうと、再発行できない場合もありますので注意しましょう。
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