韓国に移住して最初に驚いたこと。実は「日本企業の多さ」でした。
2022年に韓国へ移住した筆者は、街を歩くたびに「あれ?また日本企業?」という状態になりました。
セブン-イレブン、ミニストップ、ユニクロ、ダイソー、カルビー、バンダイ……。日本で見慣れた企業が、韓国の日常に完全に溶け込んでいます。
しかも面白いのが、韓国人の中には「日本企業だと知らずに使っている人」がかなり多い点です。
特に驚いたのがダイソーでした。
韓国では「다 있어(タ イッソ)=全部ある」が由来だと思われていた雰囲気すらあります。
ところが実際は、日本の「大創産業」が出資していた合弁会社でした。
現在は資本関係が解消され、韓国企業として独立しています。
この記事では、韓国進出している日本企業一覧を、在韓5年目の筆者視点でわかりやすく紹介します。
さらに後半では、「なぜ日本企業は韓国で成功できるのか?」も解説します。
韓国ビジネスに興味がある法人担当者にも役立つ内容です。
韓国進出している日本企業はどれくらいある?
韓国に進出している日本企業はかなり多いです。
調査ベースでは数百社規模です。
広義では3,000社近いという紹介もあります。
特に存在感が強い業種は以下の通りです。
- 小売
- 商社
- 物流
- 製造業
- 食品
- 化学
- 電子機器
韓国は日本から地理的にも近く、市場規模も大きい国です。
さらに、韓国企業はスピード重視の文化があります。
日本企業の品質管理や技術力と相性が良い分野も多い印象でした。
韓国でよく見かける日本企業一覧【在韓筆者の実感ベース】

ここからは、筆者が韓国生活で実際によく見かける日本企業を紹介します。
登記データより、「街で見かける実感」を優先した一覧です。
コンビニ・小売系
- セブン-イレブン
- ミニストップ
- ローソン
- ユニクロ
- GU
- 無印良品
- イオン
- イトーヨーカ堂
韓国のセブン-イレブンは、日本とかなり雰囲気が違います。
店員さんがレジで座ってスマホを見ている場面も普通です。
制服の着方も自由そのもの。
日本式の接客を期待すると、たぶん軽くカルチャーショックを受けます。
ただ、韓国では「速さ」と「気楽さ」が優先される傾向があります。
韓国流にローカライズされた結果とも言えそうです。
食品・飲料メーカー
- アサヒグループホールディングス
- キリンホールディングス
- サントリーホールディングス
- サッポロホールディングス
- 明治ホールディングス
- 森永製菓
- 江崎グリコ
- カルビー
- 日清食品ホールディングス
- 味の素
- ヤクルト本社
韓国では日本のお菓子人気がかなり強いです。
特にカルビーやグリコは大型スーパーで頻繁に見かけます。
日本旅行ブームの影響もあり、「日本のお菓子=高品質」というイメージを持つ韓国人も少なくありません。
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化粧品・日用品
- 花王
- 資生堂
- コーセー
韓国は美容大国です。
その中で日本ブランドが残っているのは、品質への信頼感が理由でしょう。
特に敏感肌向け商品は、日本製を選ぶ韓国人女性も多い印象でした。
家電・電子機器
- ソニー
- パナソニック
- シャープ
- NEC
- 富士通
- 東芝
- 日立製作所
- キヤノン
- リコー
- セイコーエプソン
- ブラザー工業
- オムロン
- TDK
韓国はSamsungとLGが圧倒的です。
ただ、BtoB分野や精密機器分野では、日本企業の存在感がかなりあります。
一般消費者より、企業向け市場で強い印象でした。
商社・物流
- 三井物産
- 三菱商事
- 住友商事
- 伊藤忠商事
- 丸紅
- 兼松
- 豊田通商
- ヤマト運輸
- 日本通運
- 佐川急便
- センコーグループホールディングス
韓国は物流スピードが非常に速い国です。
日本企業も韓国市場向け物流にかなり力を入れています。
日韓EC需要の拡大も追い風になっています。
エンタメ・IT
- 任天堂
- バンダイナムコホールディングス
- 楽天グループ
- LINEヤフー
韓国でも任天堂人気は非常に強いです。
子どもだけでなく、大人まで普通にSwitchで遊んでいます。
韓国の大型마트(マート)へ行くと、バンダイ商品もかなり目立ちます。
韓国人が「日本企業」と知らないケースも多い

韓国生活で意外だったのが、日本企業への認識です。
韓国人の中には、「日本企業だと知らずに利用している人」がかなりいます。
代表例がダイソーでした。
韓国のダイソーは、2001年から日本の大創産業が出資する合弁会社でした。
しかし2023年12月、日本側保有株を韓国側が買い取り、完全独立しています。
現在は韓国企業です。
ただ、多くの韓国人は昔から「韓国発ブランド」だと思っていた印象があります。
韓国社会へ自然に溶け込んでいた証拠とも言えるでしょう。
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なぜ日本企業は韓国で成功できるのか?
結論から言うと、「品質」と「信頼感」が強いからです。
韓国は価格競争が激しい市場です。
その中でも、日本企業には次の強みがあります。
- 品質管理が細かい
- 壊れにくい
- 安全性イメージが強い
- ブランド信頼度が高い
- 技術力がある
一方で、韓国市場は日本より変化スピードが速めです。
韓国で成功するには「韓国式への適応力」も重要になります。
単純に日本式を持ち込むだけでは、なかなか通用しません。
韓国語力も非常に重要です。
特に法人営業や採用では、言語だけでなく文化理解が大きな武器になります。
韓国進出を考える企業が増えている理由
最近は、中小企業の韓国進出も増えています。
理由はシンプルです。
- 韓国EC市場が大きい
- SNS拡散力が高い
- 日本商品人気が続いている
- 訪日韓国人が増えている
- K-POP経由で日本文化交流が活発
特に美容・食品・キャラクター関連は相性が良い分野です。
ただし、韓国市場には独特の商習慣があります。
日本企業が苦戦するケースも珍しくありません。
韓国進出するなら「韓国語+ビジネス理解」が必須
韓国市場で成功する企業を見ると、共通点があります。
現地理解が深い点です。
韓国語を話せるだけでは足りません。
韓国式の商談スピードや意思決定文化を理解している企業ほど強い印象があります。
そのため、韓国進出を検討している企業には、法人向け韓国語研修や日韓ビジネス研修の活用がおすすめです。
中でも注目なのが、法人向け韓国語研修・日韓ビジネス人材育成サービスの「コリアンビジネスパートナーズ」です。
韓国語だけでなく、韓国ビジネス文化まで実践的に学べる点が強み。
韓国進出準備を進める企業には、かなり相性が良いサービスでしょう。
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まとめ
韓国には想像以上に多くの日本企業が進出しています。
しかも韓国社会へ自然に溶け込んでいる企業も少なくありません。
韓国市場は競争が激しい反面、日本企業にチャンスが多い市場でもあります。
ただし、成功には韓国文化への理解が欠かせません。
韓国進出を本格的に考えるなら、言語とビジネス文化を同時に学ぶ準備が重要です。
韓国市場は近いようで、実はかなり奥深い世界ですよ。

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