【最新】韓国格安航空会社(LCC)全10社比較<荷物無料条件まとめ>

韓国LCC比較 空港/航空会社
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この記事はこんな方におすすめ

  • 韓国行きのLCCを全部知りたい
  • 韓国行きのLCCの荷物無料条件(個数・重量)を知りたい
  • 韓国行きのLCCは、どこがいいか知りたい

韓国行きの格安航空会社(LCC)は、2024年に入り10社になりました。

実際のところ、LCC各社の違いがよくわからない人も多いと思います。

LCCの中でも、まず韓国系と日系があり、さらに各社ごとに細かい違いがあります。

行き先もソウルだけでなく、金浦(キンポ)や釜山(プサン)などもあり、日本発も主要空港ほか、地方空港の便も増えています。

韓国旅行で利用するのにおすすめのLCCはどれでしょうか。

預け荷物や機内持ち込み荷物のルールも航空会社によって違うので、分からなくなりますよね?

そこで今回は、渡韓10年以上で韓国在住のM.J.パパが、韓国行きLCC全10社の荷物無料条件や特徴をまとめて比較しました。

韓国行き航空券予約の参考にしてください。

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韓国行きLCC10社の荷物無料条件まとめ

今回は、大韓航空やアシアナ航空、JAL、ANAといったFSCやエアプレミアのようなハイブリッド航空会社(MCC)を除き、韓国に就航するLCCだけをとり上げました。

【最新版】韓国行き航空会社一覧(FSC・LCC・MCCの違い)

韓国行きLCC10社の荷物無料条件比較

韓国行きLCC10社荷物無料条件比較

  韓国就航LCC 機内持ち込み手荷物 受託手荷物
1 チェジュ航空 1人1個(横40×縦20×高さ55cm)と身の回り品など/1個の合計「2個」「10kg未満」まで セール含む最安運賃だと1個から有料、それ以外だと15kg以内が無料
2 エアプサン 3辺の合計が115cm(横40×縦20×高さ55cm)、重さ10kgまで1個無料。小型のハンドバッグなども追加1個可能で、合計「2個」「10kg以内」 セールなど特別運賃だと有料、それ以外だと15kg以内が無料
3 ジンエアー 3辺の合計 115cm(横40×縦20×高さ55cm)、重さ10kg以内で、ノートパソコンやハンドバックなど1個追加可能、合計「2個」「10kg」まで 15kgまで無料
4 ティーウェイ航空 3辺の合計 115cm(横40×縦20×高さ55cm)かつ重さ10kg以内で1個、身の回り品も追加1個で合計「2個」「10kg」以内、ビジネス運賃だとさらに1個無料 イベント運賃が有料、その他は15kgまで無料
5 イースター航空 3辺の合計115cm(横40×縦20×高さ55cm)以内、重さ7kg以下、1個まで。ハンドバッグなど追加1個持込可で、合計「2個」「7kg」以内 セールなどの運賃だと1個から有料、その他は15kgまで無料
6 エアソウル 縦×横×高さの3辺の合計が115cm(横40×縦20×高さ55cm)までの手荷物1個と身の回り品1個の合計「2個」「10kg」まで無料 特別運賃以外は15kgまで無料
7 アエロK 3辺の合計115cm(横40×縦20×高さ55cm)、重さ10kg、1個まで。
ハンドバッグなど追加1個持込でき、合計「2個」「10kg」以内
イベント運賃を除き、15kgまで無料
8 Peach(ピーチ・アビエーション) 3辺合計が115cm(縦40×横50×高さ25cm)以内、身の回り品含め1人「2個」まで、総合計「7kg」以内 最安運賃だと1個から有料
9 ZIPAIR(ジップエア) 1個目が40cm×25cm×55cm、2個目が35×25×45cm以内、合計「2個」「7kg」まで。追加料金(出発24時間以内)で上限合計15kgまで 1個から有料で、空港で追加購入だと「現金支払い不可」な点も注意
10 AirJapan(エアージャパン) 身の回りの品を含めて1人「2個」、重量合計「7kg」、サイズ 3辺合計115cm以内(縦55×横40×高さ25cm)以内 1個から有料

*内容は変更になる場合がありますので、各航空会社ごと事前に確認してください。

韓国行きLCC10社特徴比較

韓国行きLCCは、韓国系7社、日系3社の計10社です。

  1. チェジュ航空|韓国1 LCC
  2. エアプサン|釜山旅行に強い
  3. ジンエアー|ペット同伴可能
  4. ティーウェイ航空|ピカチュウジェットが人気
  5. イースター航空|年数回大セール
  6. エアソウル|座席広め
  7. アエロK|新興地方LCC
  8. Peach Aviation|日系LCC唯一ソウル就航(羽田・関西)
  9. ZIPAIR|安心できる日系LCC
  10. AirJapan|2024年に設立したANA系新ブランド

以下に各LCCの特徴をまとめました。

チェジュ航空|韓国No.1 LCC

韓国系LCCでは最大手で、2005年設立。本社は社名にある済州(チェジュ)島で、ソウルや釜山など韓国の多くの都市と、日本を含む国際線および韓国国内線を運航しています。過去に韓流スターやK-POPアイドルとのコラボレーションも多い。

最近では日本ー韓国間の運行LCCの中でNO.1の搭乗者数と人気が高い。

日本路線は東京(成田)/大阪(関西)/名古屋(中部、セントレア)の主要都市のほか、静岡/広島/松山など地方都市にも就航するのが特徴。大阪-ソウル線は仁川(インチョン)に加え、ソウル中心部から近い金浦(キンポ)発着もあるのが便利です。

エアプサン|釜山旅行に強い

エアーブサン

2007年に設立の韓国第2の都市である釜山に本社があるLCCで、アシアナ航空の傘下。釜山の金海(キメ)国際空港を拠点に、韓国国内線と国際線を運航しています。

釜山発着は、成田/関西/福岡/札幌(新千歳)、ソウル仁川発着は成田/関西/福岡など。以前は機内食とドリンクを無料で提供していましたが、現在は有料販売。

ジンエアー|ペット同伴可能

ジンエアー

大韓航空傘下のLCCで、2008年設立。日本路線は、ソウル仁川発着で成田/関西/中部/福岡/新千歳/那覇などのほか、釜山発着便も運航しています。

小型機のボーイング737に加え、大型機のボーイング777(355席、全席エコノミークラス)も保有するのが特徴。777だと、搭乗手続き、機内の乗降、手荷物受取時間など時間がかかることもあるので注意が必要。

ティーウェイ航空|ピカチュウジェットが人気

T-Way

韓国初のLCCで、2004年に設立された韓星航空が前身(2010年に社名変更)。中型機のエアバスA330を保有し、大量輸送にも対応しているのが特徴。

ソウル仁川発着で成田/関西/福岡などのほか、佐賀や熊本など日本の地方空港にも就航。釜山や大邱などを結ぶ便もあります。

イースター航空|年数回大セール

イースター航空

2007年設立のLCCで、東京-ソウル線に韓国系LCCで最初に就航しました。一時は日本路線がなくなったものの、コロナ後の2023年秋に運航再開。

日本路線は、ソウル仁川⇔成田/関西/福岡です。

エアソウル|座席広め

エアソウル

アシアナ航空100%出資のLCCで、ソウル仁川を拠点に日本路線などを運航。成田/関西/福岡のほか、米子や高松といった日本の地方都市にも就航しているのが特徴です。

LCCの中では、かなり座席広めで男性にはありがたい。

アエロK|新興地方LCC

韓国・清州(チョンジュ)を拠点とする、2017年設立の比較的新しいLCCです。韓国の英語名「KOREA」を後ろから読んだのが社名となっています。

清州空港はソウル仁川などよりコンパクトなターミナルで、KORAIL忠北線の清州空港駅が直結。しかし、ソウルまで片道約2時間かかるので難点。

日本路線は、アエロK国際線初の関西線と、成田線。

Peach Aviation|日系LCC唯一ソウル就航(羽田・関西)

Peach航空

関西-ソウル仁川線、そして羽田-ソウル仁川線を運航。羽田発着の韓国行きLCCでは唯一で、深夜早朝便のため、仕事で休みが取りづらい人や若者の「弾丸旅」に人気です。

「手荷物ルールが韓国系LCCよりやや厳しい」「締切時間厳守」「シートピッチ(座席の前後間隔)が狭い」などの声も。受託荷物が有料なこともあり、空港での追加出費が高額になることもあるので注意しましょう。

ZIPAIR|安心できる日系LCC

JAL傘下の国際線専門LCCとして、2020年に運航開始。韓国線は、成田-ソウル仁川線のみです。

ZIPAIRは「機内Wi-Fi無料」「座席ごとに電源」が特徴の1つ。また、中型機「ボーイング787型機」は機内で通路2本あり、比較的新しい機材で快適です。有料の機内食も人気があります。

AirJapan|2024年に設立した新ブランド

エアージャパン

ANA傘下のLCCで、2024年2月から成田-ソウル仁川線にも就航。利用時に特に注意したいのは、「ANA/NH●●便」といったANA便名で運航するエアージャパン運航はフルサービス(FSC)であり、LCCのエアージャパンとは異なる点に注意。

まとめ:おすすめLCCは?

今回は、韓国行きLCC全10社の荷物無料条件や特徴をまとめて比較しました。

韓国行き航空券予約の参考にしてください♪

韓国行きLCC10社荷物無料条件比較

  韓国就航LCC 機内持ち込み手荷物 受託手荷物
1 チェジュ航空 1人1個(横40×縦20×高さ55cm)と身の回り品など/1個の合計「2個」「10kg未満」まで セール含む最安運賃だと1個から有料、それ以外だと15kg以内が無料
2 エアプサン 3辺の合計が115cm(横40×縦20×高さ55cm)、重さ10kgまで1個無料。小型のハンドバッグなども追加1個可能で、合計「2個」「10kg以内」 セールなど特別運賃だと有料、それ以外だと15kg以内が無料
3 ジンエアー 3辺の合計 115cm(横40×縦20×高さ55cm)、重さ10kg以内で、ノートパソコンやハンドバックなど1個追加可能、合計「2個」「10kg」まで 15kgまで無料
4 ティーウェイ航空 3辺の合計 115cm(横40×縦20×高さ55cm)かつ重さ10kg以内で1個、身の回り品も追加1個で合計「2個」「10kg」以内、ビジネス運賃だとさらに1個無料 イベント運賃が有料、その他は15kgまで無料
5 イースター航空 3辺の合計115cm(横40×縦20×高さ55cm)以内、重さ7kg以下、1個まで。ハンドバッグなど追加1個持込可で、合計「2個」「7kg」以内 セールなどの運賃だと1個から有料、その他は15kgまで無料
6 エアソウル 縦×横×高さの3辺の合計が115cm(横40×縦20×高さ55cm)までの手荷物1個と身の回り品1個の合計「2個」「10kg」まで無料 特別運賃以外は15kgまで無料
7 アエロK 3辺の合計115cm(横40×縦20×高さ55cm)、重さ10kg、1個まで。
ハンドバッグなど追加1個持込でき、合計「2個」「10kg」以内
イベント運賃を除き、15kgまで無料
8 Peach(ピーチ・アビエーション) 3辺合計が115cm(縦40×横50×高さ25cm)以内、身の回り品含め1人「2個」まで、総合計「7kg」以内 最安運賃だと1個から有料
9 ZIPAIR(ジップエア) 1個目が40cm×25cm×55cm、2個目が35×25×45cm以内、合計「2個」「7kg」まで。追加料金(出発24時間以内)で上限合計15kgまで 1個から有料で、空港で追加購入だと「現金支払い不可」な点も注意
10 AirJapan(エアージャパン) 身の回りの品を含めて1人「2個」、重量合計「7kg」、サイズ 3辺合計115cm以内(縦55×横40×高さ25cm)以内 1個から有料

*内容は変更になる場合がありますので、各航空会社ごと事前に確認してください。

荷物に関するお得さでいうと、『機内持ち込み手荷物2個-10kgまで&受託手荷物15kgまで無料』の航空会社がおすすめです。

その条件にあてはまるのは、「チェジュ航空・エアプサン・ジンエアー・ティーウエイ航空・エアソウル・アエロK」の6社です。

これを参考に、出発空港で運行のあるLCCを選ぶと荷物に余計なお金を払わずに済みます♪

それでは、快適な韓国へのフライトを楽しんでください(^^)/

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