海外旅行は楽しい反面、犯罪のリスクもつきものです。特に日本人旅行者は、持ち物が狙われやすいと言われています。
日本人が巻き込まれた犯罪被害の中で群を抜いて多いのがスリなどの窃盗、強盗、詐欺による被害で、被害件数の9割以上を占めています。引用元:一般社団法人海外邦人安全協会
スリや置き引き、引ったくりなどの被害に遭うことで、楽しい旅行が一気に台無しになってしまうこともあります。
実際にどのような手口で犯罪が行われるのか、そしてどのようにして自分の身を守ることができるのかを知ることは、非常に重要です。
本記事では、海外旅行先で遭遇しやすい犯罪の手口とその対策について詳しく解説します。
スリ対策の基本から、持っておくべき便利なグッズまで、役立つ情報が盛りだくさん。
これを読めば、あなたも安心して旅行を楽しむことができます。ぜひ最後までお読みいただき、次回の旅行に備えてください。
海外で日本人が巻き込まれる犯罪事例(まず手口を知ろう!)
ここでは、海外で日本人が巻き込まれる犯罪事例をまとめました。まずは、事例などから犯罪の手口を知り、それからしっかり対策することが大事です。
引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA):海外安全お役立ち情報-海外安全マニュアル 旅先のトラブル事例と対策-
スリ
事例1. 路地上で
ソフトクリームを食べながら歩いてきた外国人がいきなりぶつかってきて、服がソフトクリームで汚されてしまった。その人は親切を装って拭き取ってくれたが、後で気がつくと財布がすられていた。
※服に付けられるのは、ペンキ、ケチャップ、マスタードなどいろいろあります。犯罪者は「犯行のターゲット」のスキを伺っています。自分をじっと見ている人がいないか、など周囲に気をつけ、見知らぬ人から不審な行為をされた場合には、毅然とした態度で対応することが大切です。事例2. 乗物の中で
バスの中で集団に囲まれ、揺れるたびに体に触れられ、乗降客があるたびに、押されたりして、後で気がつくと財布をすられていた。
事例3. ショッピング中に
エスカレーターの降り口で、前の人がつまづき立ち止まると、直ぐ後ろの人がぶつかってきた、後で気がつくと財布がすられていた。
バッグや上着、ズボンの尻ポケットなど、盗まれやすいところには、貴重品などを入れないようにしましょう。
乗物やショッピングセンターなど混雑している場所で、体を不自然に押されたり触られたりしたときには、すぐ所持品の確認をしましょう。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
置き引き
事例1. 空港で、ホテルのロビーで
・空港の到着ロビーで、機内預けのスーツケースを引き取っている間に、カートに置いたカバンを置き引きされてしまった。
・到着時、出迎えに来た人と挨拶をしている間に、足元に置いたカバンを置き引きされてしまった。
・ホテルのフロントでチェックインの手続きをしている最中に、足元に置いたカバンを置き引きされてしまった。カバンはいつも手から離さないで、やむを得ず手から離す時は体のどこかに触れるようにする。
両足の間においても、足がカバンに触れていなければ、盗まれてもわかりません。事例2. レストランで
・ビュフェスタイルのレストランで、料理を取りに行くためテーブルにカバンを置いて席をはずし、戻ってきたら、カバンを置き引きされていた。
・椅子にショルダーバッグを掛けて食事をしていたら、いつの間にか置き引きされていた。食事中はカバンを自分の体に密着させ、食事や会話に夢中になっても置き引きされないよう、置き方を工夫しましょう。
高級なホテルにあるレストランでも油断は禁物です。こうした場所はお金持ちが多いと判断され、犯罪のターゲットにされる傾向があります。事例3. 誰かに話しかけられたスキに
列車に乗り出発を待っていると知らない外国人が窓を叩いてきたのでそちらに注意を向けたスキに、列車内にいた仲間によって自分のわきに置いたカバンを置き引きされた。
どんな時でもカバンから目を離してはいけません。特に自分の周りで気を引くようなことが起きたら、まず持ち物をしっかりと確認して下さい。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
引ったくり
事例1. 路上で
道を歩いているとき、肩にかけていたカメラ入りのショルダーバッグを、後ろからきたオートバイの二人組に追い越しざまに引ったくられてしまった。
道を歩くときは――
車道側を避け、バッグなどの荷物は、車道側に持たない。
バイクや車に乗った人による引ったくりは、多くの場合背後から襲ってくるので、荷物は体の前方に置く。
被害にあったら、引きずられて怪我をする恐れがあるので、抵抗せずに荷物から手を離しましょう。事例2. 地下鉄やバスの昇降口で
地下鉄車内のドアのそばに立っていたら、ドアが閉まる瞬間、隣に座っていた人がカバンを引ったくりそのまま電車を降り、アッというまに逃げ去ってしまった。すぐにドアが閉まり、何もできなかった。
乗り物に乗る際、乗降口の近くに立ったり、座ったりしない。
混雑などで乗降口にしかスペースがない場合には、引ったくりにあわないよう荷物はしっかりと持つようにしましょう。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
窃盗
事例1. 車上荒らし
・ショッピング街で、車を路上駐車し、買い物をして戻ると、車のカギが壊され中に置いてあったものが全て盗まれていた。
・景色のいい場所でほんの数分、車のカギをかけず降りて写真撮影をしている間に、車内に置いてあったカバンを盗まれてしまった。●路上駐車はしない。やむなく駐車する際は、貴重品は車内に置かないこと。
●カバンなど車のトランクに入れても、見られていると、トランクをこじ開けられ被害にあってしまうので注意してください。
●車の窓はシッカリ閉じ、必ずカギが掛っているか確認しましょう。事例2. ホテルの部屋で
スーツケースにパスポート、現金などを入れて、カギを掛け外出した。帰ってきたら、泥棒に入られ、スーツケースのカギが壊され金品が盗まれていた。
●貴重品は、部屋に置かず、必ずホテルの貴重品入れ(セーフティボックス)に預けましょう。
●ホテル側のセキュリティに疑問がある場合には、部屋に備え付けの貴重品入れ(金庫)で管理する。最近の金庫は暗証番号を設定し、施錠するタイプのものが主流ですから是非利用して下さい。
ただし、カギの利用の場合、管理は宿泊者の責任になりますので、外出の際は持っていくようにしてください。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
偽ガイド
事例. 空港の待ち合わせ
ビジネスで海外出張をし、空港の待ち合わせ場所に出向いたところ、私の名前が書かれたネームプレートを掲げた人がいて、旅行会社か出張先の会社から出迎えのように告げられ、用意された車に乗りました。空港近くの安ホテルに連れて行かれた後、レストランやクラブに案内され、最後に一連の費用として大金を脅しとられてしまいました。
※偽のネームプレートは、ターゲットのスーツケースについている名札を読み取ったり、本当の出迎え者が持っているプレートを見て作成するもので、本当の出迎え者よりも目立つ場所で掲げていることが多いようです。
※このケースのほか、車中で凶器を持ち出し、強盗を図るケースもあります。●事前に出迎え者の名前、年齢、特徴、会社名などを確認しておき、到着したら身分証明書の提出を求めるなどの慎重な対応が必要です。
●予定が変わり、別の人が出迎えに来たら、旅行会社や現地連絡先に確認すること。
●持ち物に一目で旅行者とわかるような名札(タグ)付けることは避けましょう。 引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
偽警官
事例. 路上で持ち物検査
市内観光をしている時「チェンジ・マネー」と言いながら両替を求めて近づいてきた男がいました。「ノー・チェンジ」と言って断ったが、しつこくつきまとわれて困っていると、別の男が近づいてきて、警察手帳のようなもの(偽手帳)を見せながら、その男を追い払ってくれました。そして、私にもヤミ両替の疑いがあるとして、パスポート、財布の提示を求めてきたが、旅券と財布を渡すと中身を確認しそのまま返してくれました。ホテルに戻り財布を確認するとあったはずの高額紙幣が抜き取られていました。
●警察官という言葉を無条件に信用しない、やましいことはないのでオドオドすると、注意が散漫になりスキを狙われる。警察手帳を見せたらしっかり確認し不審な点があれば「他の警察官にも立ち会ってもらう」「現地の日本大使館・総領事館に連絡する」と主張し、毅然とした態度で冷静に対処することが大切です。
※どこの国の警察官もよほどのことがない限り、路上で持ち物検査をやることはありません。
●ごく稀な例で、本物の警察官が同時の手口で、観光客を脅すケースもあります。このような悪質な警察官も存在します。もしこのような事態に遭遇したら、やはり「現地の日本大使館・総領事館に連絡すると」あるいは「警察署に出向こう」と主張するなどし、冷静に警察手帳の氏名(名札)、人相などを確認しましょう。被害届を出す時に役立ちます。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
ぼったくりバー
事例. 見知らぬ人に軽く誘われて
夕食を終え、レストランから出たところ、見知らぬ人から片言の日本語でカラオケに行こうと誘われました。タクシーで案内されたカラオケスナックで、ビールを軽く飲んだだけで法外な料金を支払わされた。
●日本国内でも同様の手口の飲食店はありますが、海外では特に気が緩んで、軽く誘いに応じるケースがあります、見知らぬ人の誘いに簡単に乗るようなことは是非避けて下さい。
●もし被害にあったら、店の名前、場所などをしっかり記憶し、警察に届けましょう。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
宝石詐欺・クレジットカード詐欺
事例1. 宝石店で
一流とは思われない宝石店で「日本で売れば2~3倍のお金になる」と言われ、複数の宝石をクレジットカードで購入。日本で査定したらすべて粗悪品と判明。買い取ってくれるところはどこにもなかった。
事例2. 「政府主催のセール」と誘われて
複数の女性から「政府が主催するジュエリーフェアーで、30%以上値引きしていた」という話を聞き、その店に行った。その店では東京にある有名宝石店の名刺を見せられ、これらの店と取引があると聞かされうっかり信用し、高価な宝石を購入した。店から宝石が無税で持ち込めるように、日本の自宅へ直送するよう手配された。しかし、送られてきた宝石は粗悪品で、購入した宝石店に連絡してもレシートにある電話は遣われていないので連絡がつかない。
事例3. クレジットカードの支払い
クレジットカードで支払いをしたが、金額を確かめずにサインし、控えを受け取らずに帰国。日本に帰ってから、一桁多い金額の請求書が送られてきた。
●高価なものを購入する際は、信用のおける店を選ぶこと。信用のある店でも品物をよく見て、クレジットカードで支払いをする場合、金額や通貨の確認をし、控えを必ず受け取ること。
●こうした詐欺は、他の高級品(ブランド品など)を扱う店でも、同様の手口が見られますから注意して下さい。 引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
睡眠薬強盗
事例1. 現地の人からもらった食べ物で
市街地を観光中、自分も旅行している者だと言う男性と親しくなり、市内を一緒に観光した。いろいろと歩き回り、ビールを買い公園で一緒に飲み、すすめられたクッキーを食べたところ、急に意識を失ってしまいました。その後、朦朧とした状態で歩いていたところを発見され、気がつけば、パスポート、現金、航空券、時計など身の回り品などの貴重品すべてが、盗まれていました。
事例2. 招待された家での飲食
旅行先のスタジアムでプロスポーツを観戦中、一人の男が親しげに声を掛けてきて、話が盛り上がった。観戦後、その人の家に招待されコーヒーを出され飲んだところ、しばらくして眠くなり、目が覚めたのは数日後の病院のベッドの上でした。その時持っていた手荷物などすべてが盗まれていました。
●現地で知り合った人からすすめられた食べ物、飲み物は不用意に口に入れないこと。また、現地で知り合った人とレストランで食事をしていて、トイレに行っているスキに睡眠剤を入れられ被害にあったという事件もあります。
●初めて知り合った人と食事をするときには、一度目を離した食べ物は続けてたべないようにしましょう。
こうした犯罪で使用される薬は非常に強力で、後遺症が残る場合もあり危険です。注意を怠らないでください。引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
ホテルでの強盗
事例1. チェックイン後
ホテルにチェックインして部屋に入るとすぐにドアがノックされた。ホテルの従業員だと思い、何気なく開けたところ、強引に部屋に押し入れられ、金品などを強奪された。
事例2. 部屋に入る瞬間
ホテルのエレベーターを降り、廊下を歩いて、部屋に入ろうとドア・キーを差し込んだ瞬間、後ろを歩いていた人にいきなり羽交い絞めにされ、そのまま部屋に押し込まれ、金品を強奪された。
事例3. エレベーターの扉が閉まる瞬間
私と見知らぬ人、二人っきりでエレベーターに乗ったところ、エレベーターの扉が閉まった瞬間、その人が凶器を突き付け金品を脅し取られた。
●ホテルの部屋のドアは必ずドア・チェーンを掛ける。もしノックされたら先ずノゾキ穴で確認するほか、チェーンははずさずにそのままで相手を確認する。ホテルの従業員、水道や電気の修理人に見えても、依頼した覚えがなければ、フロントに確認を取り、絶対に部屋には入れないでください。
●エレベーターは扉が閉まってしまうと完全に密室となります。乗る前に怪しげな人間と思われるものと二人だけになるような場合は、一度乗り過ごして、次のエレベーターを待つなど、十分な注意が必要です。
●不幸にも強盗などにあった場合には、被害を最小限にとどめるためにも抵抗はしないでください。 引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
悪徳タクシー
事例1. 無資格のタクシー
タクシーの乗り場が混雑していたので、無資格営業と思われるタクシー(日本で言う「白タク」)の誘いに応じて乗車したところ、暗い路地に車を止められて、運転手に凶器で脅され、所持品一切を奪われた。
事例2. 流しのタクシー
流しのタクシーに乗ったところ、人通りの少ない場所に連れていかれ、運転手と結託した二人組の強盗に乗り込まれた。拳銃を突きつけられ所持品を奪われた上、見知らぬ場所に置き去られた。
事例3. 強引な誘い
言葉巧みに白タクに乗せられ、求めてもいない店に連れていかれ、強引に品物を買わされた。
●たとえ急いでいても、一流ホテルや適正に管理されたタクシー乗り場からの正規のタクシーを利用し、営業許可を受けていない白タクには絶対に乗らないでください。運転手が強盗に豹変したり、料金メーターに細工したり、大きく遠回りして法外な料金を請求されるなどの事件が多発していますから注意して下さい。 引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
クレジットカードのスキミング犯罪
クレジットカードは、特にインターナショナルカードの場合、海外旅行の際にも様々な支払いを可能とし不可欠な決済手段ですが、ところにより本人が知らない間にスキミングの上、作成された偽造カードにより悪用されるといった詐欺に遭う可能性もあり、カードの管理と使用には注意が必要です。
事例. クレジットカードを利用する時の注意
あるリゾートレストランで食事をした際、お勘定の段階で請求書とカードをウエイターに渡して、食事のテーブルでサインして支払いをしたところ、ほぼ2ヶ月後に紛失もしていないカードからわずか2日間で利用限度いっぱいの金額まで引き落とされたことがカード会社から連絡があった。ただ、自ら利用した支払いの写しを保管して証明が可能だったため、多少の時間はかかったが、悪用された金額はカード会社の保険で補償され実害はなかった。
●クレジットカードによる決済の場合、一流ホテルやレストラン以外では、自らキャッシャーのカウンターに出向き、勘定書を良くチェックした上で、面前でサインをしカードが不用意にスキミングされることを防ぐとともに、支払い証の写しを常に一定期間保管すること心がけることが重要です。一時的にせよ手元から離れてしまったカードは悪質なウエイターなどによりスキミングされ、偽造カードが作成されて、これがサインを必要としないガソリンスタンドやスーパーなどで使用されて、知らないうちに口座から引き落とされるという詐欺の被害にあう可能性がありえます。
●中長期に滞在する場合は、日本のカード会社発行の場合と異なり、現地の銀行口座を設け、この口座から引き落とされるカードを使用すると、仮に不正使用が発覚した場合でも即座に対処できるので事後の解決に便利です。
●この場合、カードの利用限度額をある程度低めに設定し、仮に不正使用されても直ぐ判明するといった考慮が必要です。
●中南米のある国では、キャッシングの可能なカードを保持していたため、強盗にキャッシングコーナーまで連れていかれて現金を引き落とされた上、強奪されたという被害事例もあり、ところによってはカードを身につけて街中に出向くことは避けるのが賢明です。 引用元:一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA)
海外旅行では必ずカバンのスリ対策をしよう!
ここでは、海外旅行の際、被害に合わないために重要なスリ対策について解説します。
カバンのスリ対策方法
まずは、有効的なスリ対策方法をご紹介します。
- カバンを体の前に持つ:背後から狙われにくくなります。
- ジッパーをしっかり閉める:オープン型よりもジッパー式の方が安心。
- 目立たないデザインのカバンを選ぶ:高価なブランド品は避ける。
- 群衆の中では特に注意する:特に観光地や交通機関内での警戒が必要。
- 休憩時もカバンは手元に置く:椅子の背もたれや床に置かない。
カバンを体の前に持つ
カバンを体の前に持つことで、背後からのスリの狙いを避けられます。特に、観光地や混雑した場所では有効です。
ジッパーをしっかり閉める
カバンのジッパーを常にしっかり閉めておくことが大切です。スリは素早くカバンを開けて物を取ろうとするため、ジッパーが閉まっているだけで大きな防犯効果があります。
目立たないデザインのカバンを選ぶ
高価なブランド品や派手なデザインのカバンは、スリの目を引きやすいです。なるべく地味なデザインのカバンを選ぶことで、ターゲットから外れやすくなります。
群衆の中では特に注意する
特に人混みの中では、スリの標的になりやすいです。バッグをしっかりと抱きかかえ、注意を怠らないようにしましょう。
休憩時もカバンは手元に置く
カフェやレストランなどで休憩する際も、カバンは決して床や椅子の背もたれに置かず、自分の手元に置くことが重要です。バッグは膝の上や足元に置き、目を離さないようにしましょう。
これで、しっかりとしたスリ対策ができるはずです。楽しい旅行を楽しむためにも、ぜひこれらの対策を実践してください。
スリ対策グッズ
ここでは、スリ対策に有効的な防犯グッズをご紹介します。
- 防犯ブザー:予期せぬ状況で鳴らせば、スリを驚かせることができます。
- スキミング防止財布:クレジットカードの情報を守ります。
- カバン用ロック:ジッパー部分に簡易ロックを付けるだけで、防犯効果大。
- 旅行用ベルトポーチ:お腹に巻くタイプで、外からは見えにくいです。
- 盗難防止リュック:隠しジッパーや防切断素材で作られたリュック。
防犯ブザー
予期せぬ状況で鳴らせば、周囲の注意を引き、スリを驚かせることができます。特に夜間や人が少ない場所では効果的です。
スキミング防止財布
クレジットカードやデビットカードの情報を守るための防止機能が付いています。これにより、電波を使って情報を盗む手口から身を守ることができます。
カバン用ロック
ジッパー部分に簡易ロックを付けることで、スリがカバンを開けるのを防げます。旅行中は特に、このような小さな防犯対策が大きな効果を発揮します。
旅行用ベルトポーチ
お腹に巻くタイプで、外からは見えにくく、貴重品を安全に保管できます。パスポートや現金を収納するのに最適です。
盗難防止リュック
隠しジッパーや防切断素材で作られたリュックは、スリに対して非常に効果的です。耐久性もあり、安心して使用できます。
これらのスリ対策グッズを活用して、安心して海外旅行を楽しんでください!どれも手軽に手に入るものばかりなので、準備も簡単です。
よくある疑問
ここでは、海外旅行でのスリなどの被害に関するよくある疑問をまとめましたので、参考にしてください。
スリに狙われやすい人はどんな人?
以下のような人が海外ではスリに狙われやすいです。
- 観光客特有の外見:カメラや地図、観光パンフレットを持っている人はスリの目標になりやすいです。
- 無防備な行動:バッグを背後に持ったり、ジッパーを開けたまま歩いている人も狙われやすいです。
- 不注意な人:スマートフォンに夢中で周りに注意を払っていない人は、スリにとって簡単なターゲットになります。
- 高価な持ち物:ブランド品のバッグや時計、ジュエリーを身に着けていると、スリに目を付けられる可能性が高くなります。
スリに気をつける方法はありますか?
以下、スリを予防するために効果的な方法です。
- 持ち物を体の前に持つ:バッグを体の前に持つことで、スリから守りやすくなります。
- ジッパーを閉める:バッグのジッパーは常に閉めておくことが基本です。
- 観光地での警戒:観光地や公共交通機関では、特にスリのターゲットになりやすいので注意が必要です。
- 現金を分けて持つ:全ての現金を一箇所にまとめず、複数のポケットに分散して持つことでリスクを減らせます。
- 防犯グッズの利用:防犯アラームやスキミング防止財布などを活用することも有効です。
海外旅行で盗まれやすいものは何ですか?
以下、海外旅行で盗まれやすいものです。
- 現金とクレジットカード:旅行者が持っている現金やカードは、スリにとって最も魅力的です。
- スマートフォン:スマートフォンは高価な上に個人情報も含まれているため、盗まれやすいアイテムの一つです。
- パスポート:再発行が難しいため、パスポートは盗まれると大きな問題になります。
- カメラや電子機器:観光地で使うカメラやタブレットも、スリに狙われやすいです。
- 貴重品やアクセサリー:ジュエリーや腕時計などの高価なアクセサリーも目標になります。
海外旅行でスリにあったらどうすればいいですか?
以下、海外で実際にスリにあってしまった場合の対処法です。焦らず対処しましょう。
- 落ち着いて行動する:まずは冷静になり、周囲の状況を確認します。
- 現地の警察に通報:被害に遭った場所の最寄りの警察に通報し、必要な手続きを行います。
- クレジットカードの利用停止:カード会社に連絡して、盗まれたカードの利用を停止させます。
- 日本大使館に連絡:パスポートが盗まれた場合、現地の日本大使館に連絡し、再発行の手続きを開始します。
- 保険会社への連絡:旅行保険に加入している場合、保険会社に連絡して補償手続きを進めます。
海外旅行で犯罪に巻き込まれないためのカバンのスリ対策<まとめ>
本記事では、海外旅行先で遭遇しやすい犯罪の手口とその対策について詳しく解説しました。
スリ対策の基本から、持っておくべき便利なグッズまで、役立つ情報が盛りだくさんです。
あなたもしっかり備えて、安心して旅行を楽しんでください。
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