Netflix『ダウンタイム』の特殊メイクはどう作った?手術シーンの撮影・制作の裏側

ドラマ『ダウンタイム』の特殊メイク解説用イメージ。顔の造形模型、メイク道具、撮影カメラ 韓国ブランド
特殊メイク・特殊造形の制作現場をイメージしたAI生成画像です。Netflix『ダウンタイム』の実際の撮影現場・公式画像ではありません。
*本サイトおよび記事内にPRを含みます。

Netflix『ダウンタイム』の整形シーンを見て、「手術は本物?」「出演者の顔はどうやって変えているの?」と気になった方もいるのではないでしょうか。

本作の特殊メイク・特殊造形を担当するのは、Amazing JIRO率いるチームです。手術シーンでは、特殊造形に加え、VFXによる映像処理や医療監修を組み合わせています。

この記事では、Netflix公式情報と監督・出演者のインタビューをもとに、撮影・制作の裏側を整理します。物語の結末には触れませんが、一部の登場人物の外見表現について紹介します。

なお、映像のリアルさとは別に、「この物語は実話なのか?」「登場人物に実在のモデルはいるのか?」という疑問もあります。原作・モデル・元ネタについては、Netflix公式情報をもとに別記事で整理しました。

▶ 関連記事:Netflix『ダウンタイム』は実話?原作・モデル・元ネタを公式情報から確認

情報確認日:2026年9月28日。

『ダウンタイム』の特殊メイクは誰?担当はAmazing JIRO

Netflix公式のスタッフクレジットには、「特殊メイク特殊造形ディレクション:Amazing JIRO」と記載されています。

公式発表によると、チームは俳優一人ひとりに合わせて造形を制作。施術前、回復途中、施術後という段階ごとの変化を表現しています。

注目したいのは、施術後の姿だけを作っているわけではない点です。「どこが変わったか」に加え、「変化の途中をどう見せるか」も制作の対象になっています。

出典:Netflix公式・ティーザー予告&追加キャスト発表

『ダウンタイム』の手術シーンは本物?特殊造形とVFXで撮影

出演者本人を実際に切開して撮影している、という意味での「本物の手術」ではありません。

Yuki Saito監督はciatrのインタビューで、特殊造形のテストを重ね、VFXで造形と実写の境目を自然になじませたと説明しています。また、天野はなさんが演じる田中善子は、施術前と施術後の両方に特殊造形を使ったと明かしています。

出典:ciatr・Yuki Saito監督インタビュー

「全部CG」「全部メイク」のどちらかではない

撮影方法を理解する際は、顔や体の形を作る造形と、撮影した映像を仕上げる処理を分けると分かりやすくなります。

要素 本作で確認できる役割
特殊メイク・特殊造形 登場人物の外見や、施術前後・回復途中の変化を表現する
VFX 造形と実写の境目を自然に見せる映像処理に用いる
美容外科監修 手術場面などの描写を確認し、制作側へ指導する

そのため、映像を見ただけで「この部分はすべてCG」「ここは本人の体」と決めつけるのは避けたいところです。公開情報で確認できる制作方法と、各カットの細かな内訳は区別して考えましょう。

美容外科描写は高須クリニックが監修

Netflix公式noteでは、高須クリニックが美容外科監修として参加し、手術場面を含む描写の確認・指導に協力したと紹介されています。

医療監修は、映像表現のための協力です。それを、出演者が実際に施術を受けた証拠や、視聴者に特定の施術をすすめる根拠として受け取ることはできません。

出典:Netflix公式note・『ダウンタイム』作品紹介

出演者の発言から分かる特殊造形のリアルさ

風間俊介の造形を本人と間違えた撮影エピソード

オトナミューズのインタビューでは、仲里依紗さんが、風間俊介さんのシーンで特殊造形を本人と見間違え、挨拶をしてしまったというエピソードを語っています。

画面上の印象だけでなく、撮影現場でも本人と見間違えるほどだったという出演者の発言は、造形の精密さを知る手がかりになります。

ただし、この発言から「風間さんの出演場面はすべて造形」とまでは判断できません。具体的な撮影エピソードを、出演シーン全体へ広げて解釈しないことも大切です。

出典:オトナミューズ・松岡茉優さんと仲里依紗さんの撮影秘話インタビュー

制作の裏側を知るときに区別したい3つのこと

『ダウンタイム』の映像について調べるときは、次の3点を分けると、噂や見た目だけの判断に引っ張られにくくなります。

  • 登場人物と出演者:役柄の施術歴は、俳優本人の施術歴ではありません。
  • 制作上の再現と実際の経過:ドラマの外見表現を、そのまま自分の施術後の予測には使えません。
  • 公表された撮影方法と推測:制作側が説明していない素材・工程・制作時間は、映像から断定しないようにしましょう。

また、ドラマのリアルな描写と、物語が実際の出来事をもとにしているかどうかは別の問題です。

『ダウンタイム』に原作はあるのか、特定の美容外科医やクリニックがモデルになっているのかなど、作品の背景が気になる方は、『ダウンタイム』の実話・モデル・元ネタを公式情報から検証した記事もあわせてご覧ください。

例えば「何時間かけたのか」を知りたい場合も、誰の、どの場面についての発言なのかを確認する必要があります。ひとつの制作エピソードが、すべての出演者や撮影日に当てはまるとは限りません。

この記事で確認した資料だけでは、全出演者の装着時間、造形に使った素材、すべてのカットの加工内容までは分かりません。新しい制作情報が出た際も、発言者と対象場面を確かめて読むのがおすすめです。

『ダウンタイム』の特殊メイク・手術シーンに関するFAQ

出演者の顔が違って見えるのは、本当に整形したから?

劇中の顔の変化だけでは、出演者本人の施術歴は分かりません。本作では役柄に合わせた造形が使われているため、作品内の姿と本人の私生活を切り分けて考えましょう。

手術シーンのどこにVFXが使われている?

監督は、造形と実写の境目をなじませる用途を説明しています。ただし、各場面の加工範囲や使用割合まで一律に公表されているわけではありません。

制作方法を知りたいときは、何を見ればよい?

まずNetflix公式発表を確認し、次に監督や出演者へのインタビューを読むと、担当者・制作方針・現場でのエピソードを分けて理解できます。本記事内の出典リンクから原文を確認できます。

まとめ|顔の変化と手術シーンを支える制作技術に注目

『ダウンタイム』の撮影の裏側を知ると、顔の変化を「本物か偽物か」の二択だけで見る必要はなくなります。造形、映像処理、監修がそれぞれ何を担っているかに注目すると、作品の見方が広がります。

見返す際は、施術前後の差だけでなく、変化の途中の表現にも目を向けてみてください。出演者自身への憶測とは切り離して、登場人物を作る技術として楽しめます。

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この記事を書いた人
maachan

50代・2児(娘2人)のパパ
日韓夫婦|韓国在住5年目|渡韓歴12年以上

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